「まずはエクセルで、1品の原価だけ確認したい」
そのための無料テンプレートです。メール登録やマクロはありません。
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飲食店 原価計算テンプレート(.xlsx / 約23KB)を無料ダウンロード
- 登録不要。 リンクからそのまま保存できます。
- マクロなし。 VBA、外部ブック参照、入力フォームはありません。
- サンプルデータ入り。 食材10点と醤油ラーメンの記入例が入っています。
- Excel 2016以降、Microsoft 365推奨。 新しい関数やアドインは使っていません。
- バージョン2.0(2026-08-03)。
インターネットから取得したファイルのため、Excelが保護ビューで開き「編集を有効にする」を求める場合があります。
3分で始める
- 「食材入力」を自店の内容に置き換える。 食材名、仕入金額、使用可能量、単位を入力します。
- 「メニューテンプレート」を同じファイル内でコピーする。 シートタブを右クリックし、「移動またはコピー → コピーを作成する」を選びます。
- コピーしたシートにメニューを入力する。 メニュー名、売価、食材、使用量だけを入れます。
黄色いセルが入力欄、灰色と青色のセルが自動計算欄です。入力が足りない場合は0円として処理せず、「入力状態」に確認内容を表示します。
食材名は毎回入力しません。メニューシートの「食材名(選択)」セルをクリックし、食材入力に登録した名前をプルダウンから選びます。選択すると単位と1単位原価が自動で入ります。
シートの中身
| シート | 役割 |
|---|---|
| 使い方 | コピー方法、セルの色、計算範囲、注意事項 |
| 食材入力 | 共通で使う食材と仕入価格を登録 |
| メニューテンプレート | 新しいメニューを作るときにコピーする空の原本 |
| 醤油ラーメン例 | 入力方法と計算結果を確認する記入例 |
空のテンプレートと記入例を分けています。記入例をコピーすると、消し忘れたラーメン食材が別メニューの原価に混ざる可能性があるためです。
入力する項目
食材入力
| 入力 | 意味 |
|---|---|
| 食材名 | メニューシートのプルダウンに表示される名前 |
| 仕入金額 | その商品を購入した金額 |
| 使用可能量 | 全量を使う場合は内容量、下処理ロスがある場合は処理後に残る量 |
| 単位 | g、ml、個、枚、玉など |
1単位原価 = 仕入金額 ÷ 使用可能量
歩留まり率を別に入力する必要はありません。下処理ロスがある食材は、処理後に残る量を「使用可能量」に入れます。
メニューシート
入力するのは次の4項目だけです。
- メニュー名
- 売価
- 食材名
- 使用量
自動で次が表示されます。
- 食材原価
- 原価率
- 売価 - 食材原価
- 入力状態
「売価 - 食材原価」は純利益ではありません。人件費や家賃などを引く前の金額です。
サンプル計算
初期状態の醤油ラーメンは次の結果になります。
| メニュー | 売価 | 食材原価 | 原価率 | 売価 - 食材原価 |
|---|---|---|---|---|
| 醤油ラーメン | 900円 | 231.39円 | 25.7% | 668.61円 |
食材と仕入価格は計算方法を示すための入力例であり、市場平均ではありません。実際の納品書と自店のレシピに置き換えてください。
仕入価格を「食材入力」で変更すると、同じ食材を使うすべてのメニューシートが更新されます。
入力ミスを防ぐ仕組み
- 仕入金額、使用可能量、売価、使用量は0より大きい数値だけを受け付けます。
- 食材名の重複を止めます。
- 仕入情報が不足した食材は1単位原価を空欄にします。
- 未登録の食材や不正な使用量がある場合、メニュー合計を空欄にして「入力を確認」と表示します。
- 貼り付けで入力制限を通過しても、数式側でも数値と0以下を再確認します。
ただし、たれ、薬味、調理油などを行ごと入力し忘れた場合は自動で見つけられません。入力した行の不備だけを確認する仕組みです。
単位をそろえる
使用可能量とメニュー使用量は同じ単位にしてください。
1kgをgで使用する場合
使用可能量: 1,000
単位: g
メニュー使用量: 40
使用可能量を「1kg」、メニュー使用量を「40g」の意味で別々に入力しても、このファイルは自動換算しません。
入力できる数
- 共通食材: 最大50点
- 1メニュー: 最大20食材
- メニュー数: 「メニューテンプレート」をコピーしたシート数
メニューシートは必ず同じファイル内でコピーしてください。別ファイルへ移すと、食材一覧や参照式が元ファイルを指す場合があります。
このファイルが扱わないこと
- 人件費、家賃、水道光熱費、決済手数料、配達手数料
- 棚卸を使った実際原価率
- 販売数、売上高、店全体の加重原価率
- 値引きや廃棄ロスの自動反映
- 半製品の入れ子計算
- 複数人の同時編集、変更履歴、仕入価格の自動取得
棚卸を使った実際原価率は、次の式で別に確認してください。
実際売上原価 = 期首棚卸高 + 当月仕入高 - 期末棚卸高
実際原価率 = 実際売上原価 ÷ 売上高 × 100
理論原価との差の見方は業態別 原価率ガイドにまとめています。
エクセル運用で起きやすい問題
単位が混ざる
同じ食材でgとkgが混ざると、結果が1,000倍ずれます。最初に使用単位を決めてください。
空のテンプレートを残さない
原本へ直接入力すると、次のメニューを作るときに既存食材を消し忘れやすくなります。「メニューテンプレート」は空のまま残してください。
複数人が上書きする
別の端末に残った古いファイルで上書きすると、仕入価格や数式が戻ります。更新担当者と保存場所を決めてください。
今週やること
- テンプレートをダウンロードする
- 「食材入力」の記入例を自店の食材に置き換える
- 空の「メニューテンプレート」をコピーする
- 主力メニュー1品を入力し、「計算完了」になることを確認する
- 実際の仕入価格を1つ変更し、メニュー原価が更新されることを確認する
まずは1品だけで十分です。全メニューを一度に移す必要はありません。
仕入価格の変更が多い、メニューシートが増えた、複数人で更新したい場合は、KitchenCostも選択肢です。エクセルだけで足りる間は、このテンプレートをそのまま使えます。