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焼き鳥屋の原価計算|もも・ねぎま・つくねの原価と価格設計

焼き鳥屋の原価計算を日本円で整理。串1本の重量設計、部位別の原価内訳、ドリンクで利益を作る価格設計まで解説。

更新 2026年2月6日
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目次

焼き鳥屋は「串1本が安い」から利益が出やすいと思われがち。

実際は肉の重量串の本数ドリンク比率で利益が決まる。


要点まとめ

先に押さえる要点は、焼き鳥は串1本のグラム設計で原価が決まる、ねぎまは肉35g+ねぎ10gを基準にする、つくねは卵・パン粉・タレで原価が上がる、利益はドリンク比率と盛り合わせ設計で作るです。


焼き鳥の原価がブレる理由

  1. 肉の重量が人で変わる
  2. 串の本数が増えると一気に原価が上がる
  3. タレと塩の消費量が見えない
  4. 盛り合わせの割引が強すぎる
  5. ドリンク比率が低い

焼き鳥の基本式

串原価 = 肉 + ねぎ + タレ/塩 + 串 + 廃棄
原価率 = 串原価 ÷ 売価

仕入れ価格ベンチマーク(全国平均)

以下は全国平均の参考値です。実際は自店舗の仕入れ価格に置き換えてください。

品目直近平均価格単位1g/1個あたり用途
鶏もも肉152円100g1.52円/gねぎま・もも
鶏卵306円10個30.6円/個つくねのつなぎ

例1|ねぎま(串1本)

重量設計(例)

  • 鶏もも肉:35g
  • 長ねぎ:10g
  • タレ:6円
  • 串:3円
  • 廃棄ロス:4円

原価内訳

項目数量原価
鶏もも肉35g53円
長ねぎ10g2円
タレ6円
3円
廃棄ロス4円
合計68円

目標売価(原価率30%)

68円 ÷ 0.30 = 227円

実務価格帯:220〜260円


例2|もも(塩、串1本)

重量設計(例)

  • 鶏もも肉:40g
  • 塩:2円
  • 串:3円
  • 廃棄ロス:4円

原価内訳

項目数量原価
鶏もも肉40g61円
2円
3円
廃棄ロス4円
合計70円

目標売価(原価率30%)

70円 ÷ 0.30 = 234円

実務価格帯:230〜280円


例3|つくね(タレ、串1本)

つくねは原価が高くなりやすい代表メニューです。

重量設計(例)

  • 鶏もも肉:35g
  • 卵:1/4個
  • パン粉・調味料:5円
  • タレ:6円
  • 串:3円
  • 廃棄ロス:4円

原価内訳

項目数量原価
鶏もも肉35g53円
0.25個8円
パン粉・調味料5円
タレ6円
3円
廃棄ロス4円
合計79円

目標売価(原価率30%)

79円 ÷ 0.30 = 263円

実務価格帯:260〜320円


盛り合わせの価格設計

盛り合わせは集客力が高い反面、値引きのしすぎで利益が消えます。

推奨ルール

  • 5本盛り:単価の5〜8%引きまで
  • 8本盛り:単価の8〜12%引きまで
  • 10本盛り:12〜15%引きまで

ドリンク比率で利益を作る

焼き鳥屋はドリンクが利益の柱です。

  • フード原価率:28〜35%
  • ドリンク原価率:10〜20%

目標FD比率

  • フード:ドリンク = 6:4

この比率が崩れると、串の利益だけでは黒字を作れません。


ロス管理ポイント

  • 仕込み量は曜日別に固定
  • 余りは日替わり串へ回す
  • 焼成ロスは重量で記録

月次チェックリスト

  • 鶏もも肉の仕入れ単価を更新
  • 1本あたりのグラム数を再確認
  • タレの使用量を計量
  • 盛り合わせの粗利を確認
  • ドリンク比率を集計

今すぐやること

  • 串1本あたりの肉グラム数を固定する
  • タレの使用量を計量する
  • 盛り合わせの粗利を計算する
  • ドリンク比率を集計する
  • 仕込み量を曜日別に固定する

関連ガイド


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Sources

よくある質問

焼き鳥の原価率の目安は?

フード単体で28-35%が一般的です。ドリンクで利益を補います。

盛り合わせの値引きはどこまで?

5本盛りで5-8%、10本盛りでも15%以内に抑えます。

ドリンク比率はどのくらいが理想?

フード6:ドリンク4が目安です。これより低いと利益が出にくくなります。

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