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米の値上がり、いつまで続く? 定食店が今やるべき原価再計算

米価格の先行きが読めない定食店向け。「いつまで」を待つより、茶碗1杯のコストを毎週更新する運用に切り替えましょう。

更新 2026年2月18日
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目次

仕入れ先から届いた請求書を見て、「また米、上がってる……」。 定食屋のオーナーなら、この瞬間のため息を何度経験したか分かりません。

「いつまで続くんですか?」——正直、誰にもはっきりとは言えません。 だからこそ、予測を待つより再計算の仕組みを作るほうが現実的です。

先に結論

  • 米相場の先を当てるより、1杯原価を週次で更新する方が安全
  • 値上げは最後の手段。先にメニュー構成と盛り量を見直す
  • 見る数字は3つだけ: 米単価・1杯原価・主力定食の粗利

いまの状況

  • 農林水産省: 2025年5月の相対取引価格は27,649円/玄米60kg
  • 総務省: 2025年平均の食料CPI(物価指数)は前年比+6.8%
  • 小売の実感: 10kgで3,500円だったものが7,000円前後に

米だけの問題ではなく、周辺食材も上がりやすい環境が続いています。

1杯原価の出し方

1gあたり米単価 = 仕入金額 ÷ 総g
1杯原価 = 1gあたり単価 × 1杯あたりのg数

例えば5kgで4,500円、1杯150gなら:

1g単価 = 4,500 ÷ 5,000 = 0.9円
1杯原価 = 0.9 × 150 = 135円

ここに炊飯ロスや廃棄を加えると、実際はもう少し上がります。 この数字を毎週更新するのがポイントです。

値上げ前にやる順番

  1. ご飯の盛り量を統一する → スタッフごとの盛りブレを減らすだけで原価が安定する
  2. 低粗利定食の構成を見直す → 副菜や小鉢の組み合わせを変える
  3. それでも厳しい商品だけ段階改定 → 一律ではなく、採算割れの商品から

この順番なら、客離れリスクを抑えながら利益を守れます。

今日やること

  • 直近の仕入値で1杯原価を再計算する
  • 主力定食3品の粗利を出す
  • 粗利が薄い商品を1つだけ調整する
  • 7日後に再計算して差分を確認する

関連ガイド


KitchenCostで定食のレシピを登録しておけば、米の仕入値を更新するだけで全定食の原価率が自動で再計算されます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

米の値上がりはいつまで続きますか?

正確な時期は誰にも断言できません。だからこそ、予測に頼らず週次で原価を更新する運用が現実的です。

定食店はまず何を計算すべきですか?

茶碗1杯あたりの米原価です。ここが見えると、定食ごとの値上げ判断が早くなります。

すぐ値上げすべきですか?

一律値上げの前に、盛り量の統一・低粗利定食の構成見直し・段階改定の順番で進めると失敗しにくいです。

週次で何を見ればいいですか?

米の仕入単価、1杯あたりの原価、主力定食の粗利。この3つだけで十分回ります。

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