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飲食店の最低注文金額の決め方|赤字注文を防ぐ2026実務ガイド

デリバリーで赤字注文が増える店向け。最低注文金額をいくらに設定するか、かんたんな計算式と運用手順で解説します。

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目次

「注文は入るのに、配達だけ利益が薄い。」

この状態は、最低注文金額が今のコストに合っていないときに起きやすいです。

先に結論

  • 最低注文金額は感覚ではなく計算で決める
  • 目安は「1注文の変動費 + 目標粗利」
  • 1回で大きく動かさず、段階調整が安全

なぜ今見直しが必要か

  • 日本のキャッシュレス比率は42.8%
  • 価格転嫁率は53.5%

決済・配達・包材コストが重なる時期は、
低単価注文を放置すると赤字注文が増えやすくなります。

基本の計算式

必要最低注文金額 = 1注文あたり変動費 ÷ (1 - 目標粗利率)

変動費に入れるもの

  • 食材費
  • 包材費
  • 決済手数料
  • 配達手数料
  • クーポン負担

かんたん例

  • 1注文あたり変動費: 780円
  • 目標粗利率: 15%
必要最低注文金額 = 780 ÷ (1 - 0.15) = 918円

この場合、900円台後半〜1,000円台で検討するのが実務的です。

失敗しにくい進め方

  1. 上位10品だけで試算
  2. 最低注文金額を小さく引き上げ
  3. 2週間後に注文数と粗利を確認
  4. 必要なら2段階目を調整

むずかしい言葉を一言で

  • 変動費: 注文が1件増えると一緒に増える費用
  • 粗利率: 売上に対してどれだけ利益を残せたか

今週やること

  • 上位10品の1注文変動費を算出
  • 最低注文金額の試算値を出す
  • クーポン条件を同時見直し
  • 2週間後の確認日を固定

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

最低注文金額はどう決めればいいですか?

1注文あたりの変動費を先に出し、目標粗利が残る金額に設定するのが基本です。

高くしすぎると注文が減りませんか?

減る可能性はあります。だから段階的に調整し、2週間ごとに注文数と粗利を確認する方法が安全です。

まずどのメニューで計算すればいいですか?

注文数が多い上位5〜10品で計算すれば、最初の判断には十分です。

同時に見直すべき項目はありますか?

あります。包材費、クーポン条件、セット導線を一緒に見直すと効果が出やすいです。

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