「注文は入るのに、配達だけ利益が薄い。」
この状態は、最低注文金額が今のコストに合っていないときに起きやすいです。
先に結論
- 最低注文金額は感覚ではなく計算で決める
- 目安は「1注文の変動費 + 目標粗利」
- 1回で大きく動かさず、段階調整が安全
なぜ今見直しが必要か
- 日本のキャッシュレス比率は
42.8% - 価格転嫁率は
53.5%
決済・配達・包材コストが重なる時期は、
低単価注文を放置すると赤字注文が増えやすくなります。
基本の計算式
必要最低注文金額 = 1注文あたり変動費 ÷ (1 - 目標粗利率)
変動費に入れるもの
- 食材費
- 包材費
- 決済手数料
- 配達手数料
- クーポン負担
かんたん例
- 1注文あたり変動費: 780円
- 目標粗利率: 15%
必要最低注文金額 = 780 ÷ (1 - 0.15) = 918円
この場合、900円台後半〜1,000円台で検討するのが実務的です。
失敗しにくい進め方
- 上位10品だけで試算
- 最低注文金額を小さく引き上げ
- 2週間後に注文数と粗利を確認
- 必要なら2段階目を調整
むずかしい言葉を一言で
- 変動費: 注文が1件増えると一緒に増える費用
- 粗利率: 売上に対してどれだけ利益を残せたか
今週やること
- 上位10品の1注文変動費を算出
- 最低注文金額の試算値を出す
- クーポン条件を同時見直し
- 2週間後の確認日を固定