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「原価率30%」をそのまま信じていい? 自店の基準を作る方法

「原価率30%が正解」と聞いたけど、うちの店に当てはまるのか不安。業態差を踏まえて、自分の店に合った基準を作る手順を紹介します。

更新 2026年2月18日
原価率 30 とは飲食店 原価率原価率 計算FL比率メニュー価格
目次

2025年の食品値上げは20,609品目。飲食店倒産は1,002件で過去最多。 この環境で「原価率30%を守っていれば大丈夫」は、もう通用しません。

30%はあくまで目安の1つであって、すべての店の正解ではないんです。

先に結論

  • 30%は”目安”であって、正解ではない
  • 商品ごとに原価率と1品粗利をセットで見るのが実務向き
  • 自店基準は、上位商品の週次再計算で作れる

なぜ30%だけだと足りないのか

同じ原価率30%でも、売価が違えば残る金額がまるで違います。

商品税抜売価原価原価率粗利
A1,000円300円30%700円
B600円180円30%420円

どちらも原価率30%ですが、1品売って残る金額は280円も違います。 原価率だけ見て安心していると、粗利が薄い商品に気づけません。

使う式

原価率 = 1品原価 ÷ 税抜売価 × 100
1品粗利 = 税抜売価 - 1品原価

この2つをセットで出してください。 片方だけだと判断を誤ります。

自店基準を作る3ステップ

1) 売上上位10商品の原価率を出す

まず現状把握。全メニューは不要、上位10品で十分です。

2) 1品粗利を並べる

原価率が同じでも、粗利額は商品ごとに大きく違うはず。

3) 「改善優先」を3段階に分ける

  • 即対応: 粗利が薄くて販売数が多い商品
  • 監視: 原価率は高いが粗利額は確保できている商品
  • 維持: 問題なし

この3分類ができれば、「なんとなく値上げ」から卒業できます。

今日やること

  • 上位10商品の原価率を更新する
  • 上位10商品の1品粗利を算出する
  • 粗利が薄い順に見直し候補を3品選ぶ
  • 14日後に再計算して効果を確認する

関連ガイド


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参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

原価率30%はどの店でも正解ですか?

正解ではありません。業態、客単価、営業時間で適正値は変わるので、自店の数字で判断する必要があります。

まず何を見ればいいですか?

商品ごとの原価率と1品あたりの粗利をセットで見てください。割合だけだと実際の儲けが分かりません。

FL比率って何ですか?

食材費と人件費を合わせた割合です。主要コストが売上の何割を占めているかを見る指標で、60%以内が目安です。

値上げはすぐ必要ですか?

一律で上げる前に、採算が崩れている上位商品から段階的に見直すほうが安全です。

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