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デリバリー、売れてるのに残らない──手数料込みの注文あたり粗利を出す

デリバリーの売上は伸びているのに利益が薄い。手数料・包材費・決済費を注文ごとに計算すれば、赤字メニューが見えます。

更新 2026年2月18日
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目次

「デリバリーの注文は増えた。でも月末に残らない。」

その原因、手数料を「月まとめ」でしか見ていないことにあるかもしれません。注文ごとに分解すると、赤字メニューが浮かび上がります。

先に結論

  • デリバリー手数料は月まとめではなく注文単位で見る
  • 手数料+包材費+決済費を引いた「注文あたり粗利」を出す
  • 赤字メニューが見つかったら、値上げ前に構成で改善する

注文あたり粗利の計算式

注文あたり粗利 = 税抜売上 − 食材費 − 包材費 − デリバリー手数料 − 決済手数料

計算してみる

注文1件: 税抜売上1,200円

  • 食材費360円 / 包材費80円 / デリバリー手数料360円(30%) / 決済手数料36円
注文あたり粗利 = 1,200 − 360 − 80 − 360 − 36 = 364円

店内で同じ商品を出せば粗利は840円。デリバリーだと364円。この差を知った上で、デリバリー専用の価格設計が必要です。

改善の順番

  1. デリバリー専用価格を設定する(店内より高くする)
  2. セット構成で客単価を上げる
  3. 赤字メニューはデリバリーから外す

今週やること

  • 主力5メニューの注文あたり粗利を計算する
  • 赤字メニューを特定する
  • デリバリー専用価格の検討を始める

KitchenCostなら、デリバリー手数料を含めた注文あたり粗利を管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

デリバリー手数料はどう計算すればいいですか?

注文ごとに「売上×手数料率」で計算します。包材費と決済手数料も足して、注文あたり粗利を出してください。

売上が伸びていれば問題ないですか?

注文あたり粗利が薄ければ、売上が伸びても利益は残りません。注文単位で見ないと判断できません。

まずどの数字を見ればいいですか?

注文あたり粗利、手数料負担額、包材費の3つです。この3つがそろえば、赤字メニューが特定できます。

赤字メニューはどう対応しますか?

値上げの前に、デリバリー専用価格の設定、量の調整、セット構成の見直しを検討してください。

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