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弁当店の値引きシール、何%まで?(2026): 廃棄より損しない原価ライン

弁当店の売れ残り対策で悩む方向け。値引きシールを何%にするかを、1個原価ベースで決める方法をやさしく解説します。

公開 2026年2月17日
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目次

「夕方に残る弁当、どこまで値引きしていいのか分からない。」
この悩み、弁当店では本当に多いです。

検索でも 弁当 値引き弁当 売れ残り弁当 廃棄 が出ています。
つまり今ほしいのは、経験談より“赤字にならない線”です。

先に結論

  • 値引き率は感覚で決めない
  • 1個原価から上限を出す
  • 値引きは「率」より「開始時間」で差が出る

むずかしい言葉を先にやさしく

1個原価 は、
弁当1個を作るのにかかった合計コストです。

値引き上限 は、
これ以上下げると赤字になる値引き率です。

5分でできる計算式

1個原価 = 食材 + 包材 + 調味料 + ロス
値引き上限(%) = 1 - (1個原価 ÷ 売価)

かんたん例(唐揚げ弁当)

前提:

  • 売価: 680円
  • 1個原価: 372円
値引き上限 = 1 - (372 ÷ 680) = 45.3%

この商品は、45%を超える値引きで赤字になります。
実務では、まず10〜20%から運用するのが無難です。

値引きと廃棄、どっちが得か(1日比較)

前提:

  • 売れ残り 40個

ケースA: 値引きなしで40個廃棄

廃棄損失 = 40 × 372 = 14,880円

ケースB: 20%引きで28個販売、12個廃棄

値引き価格 = 680 × 0.8 = 544円
値引き販売の粗利 = (544 - 372) × 28 = 4,816円
残り廃棄損失 = 12 × 372 = 4,464円
差分改善 = 4,816 + (14,880 - 4,464) = 15,232円/日

月25日なら、
380,800円の差になります。

失敗しにくい運用ルール

  1. 閉店60分前までは通常価格
  2. 閉店60分前で10%引き
  3. 閉店30分前で20%引き
  4. 廃棄個数を毎日メモして週次で見直す

値引きは、
「どれだけ下げるか」보다
「いつから下げるか」で結果が変わります。

2026年に先に決めるべき理由

  • 最低賃金の全国加重平均は1,121円
  • 2025年の飲食店倒産は900件で過去最多
  • 飲食店の価格転嫁率は32.3%(全業種平均39.4%)
  • 2026年2月の飲食料品値上げは674品目、平均16%
  • 米の相対取引価格は36,075円/玄米60kg(令和7年12月)

原価が上がるのに、
値段に乗せにくい時期です。
だから、売れ残りの処理基準を先に決めるのが大事です。

今週やること

  • 売れ筋3商品の1個原価を計算
  • 商品ごとに値引き上限を計算
  • 値引き開始時間を固定
  • 廃棄個数を毎日記録
  • 1週間後に値引き率を再調整

まとめ

弁当店の値引きシール運用は、
「とりあえず半額」がいちばん危険です。

1個原価と時間ルールを決めれば、
値引きも廃棄も、迷わず判断できるようになります。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

弁当の値引きは何%が目安ですか?

店ごとに違います。先に1個原価を出して、赤字にならない値引き上限を決めるのが安全です。

廃棄するより値引きした方がいいですか?

多くの場合は値引き販売の方が損失を抑えやすいです。ただし開始時間を早くしすぎると通常価格が売れにくくなるので、時間ルールが必要です。

赤字になる値引き率はどう計算しますか?

式はシンプルで、1 - (1個原価 ÷ 売価) です。これを超える値引きは赤字になります。

計算が苦手でもできますか?

できます。売れ筋3商品だけなら、足し算と割り算だけで5分で終わります。

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