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弁当の原価計算|1個453円の内訳をエクセル9列で管理

弁当1個の利益は、食材・ご飯・容器・人件費・廃棄を9列で分けると見えます。1個453円の内訳から、価格と仕込み量を見直します。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年5月11日
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目次

このガイドは、弁当が売れているのに1個あたりの利益が残らない店長・仕込み担当者向けです。問題は、食材費だけで判断すると包材費・作業人件費・決済手数料が消えることです。基本式は 1個原価 = 食材費 + 包材費 + 作業人件費 + 決済手数料。例では、売価780円、食材費320円、包材費82円、作業90秒、決済23円を使います。今日やることは、売上上位3商品の9列表を作り、KitchenCostで商品ごとに食材・包材・作業時間を更新することです。

弁当1個 原価早見表

項目金額
食材費320円
包材費82円
作業人件費(90秒)28円
決済手数料23円
1個原価453円
売価780円
粗利327円

食材費だけなら粗利460円に見えますが、全部入れると327円。この差133円が見えるかどうかで値上げの判断が変わります。

弁当1個453円の食材費、包材費、人件費、決済手数料と9列エクセル管理を示すインフォグラフィック

関連: 惣菜デリ専門店の原価ガイドでは包材と廃棄を含めた原価管理を解説しています。


「弁当は売れているのに、なぜか残らない。」

この悩み、食材費だけで原価を見ていることが原因であることが多いです。包材費と作業人件費を足すと、利益の見え方がまるで変わります。

先に結論

  • 弁当の原価計算は「食材費」だけでは足りない
  • 包材費と作業人件費まで入れると、1個あたりの実利益が見える
  • エクセルは9列あればOK。難しい関数は不要

最終式(これだけ覚えればOK)

1個原価 = 食材費 + 包材費 + 作業人件費 + 決済手数料
粗利 = 売価 − 1個原価

計算してみる

  • 売価: 780円 / 食材費: 320円 / 包材費: 82円
  • 時給: 1,121円(令和7年度の最低賃金加重平均)
  • 1個の作業時間: 90秒 / 決済手数料: 23円
作業人件費 = 1,121 × 90 ÷ 3,600 = 28円
1個原価 = 320 + 82 + 28 + 23 = 453円
粗利 = 780 − 453 = 327円

食材費だけなら粗利460円に見えますが、全部入れると327円。この差133円を知っているかどうかで、値上げの判断が変わります。

エクセルの9列(そのまま作れます)

A: 商品名
B: 売価
C: 食材費
D: 包材費
E: 作業人件費
F: 決済手数料
G: 1個原価(=C+D+E+F)
H: 粗利(=B−G)
I: 粗利率(=H/B)

今週やること

  • 売上上位3商品で9列の表を作る
  • 包材費を実際の仕入れ単価で更新する
  • 作業時間を1回だけ計測する
  • 1個原価と粗利を計算する
  • 赤字に近い商品を1つだけ修正する

KitchenCostなら、弁当の1個原価をスマホで管理できます。包材費も含めた粗利がすぐ見えます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

弁当の原価計算は何から入れればいいですか?

食材費・包材費・作業人件費の3つです。この3つをそろえるだけで、1個あたりの利益が見えるようになります。包材費を入れない店が多いですが、容器と袋だけで80円以上かかることもあります。

包材費は本当に入れるべきですか?

はい。容器・ふた・袋・箸は毎回発生するコストです。入れないと利益を高く見誤ります。容器を1段階安いものに変えるだけで月数万円浮くこともあります。

原価率の目安はありますか?

業態で変わるので一律の目安より、自店の上位3商品を同じ式で毎週比較するほうが実務的です。週1回の更新でも十分です。

難しい関数は必要ですか?

不要です。足し算・引き算・割り算の9列だけで運用できます。

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