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弁当の原価計算、エクセルでいい──1個あたりの利益を見える化する方法

弁当は売れているのに残らない。その原因は包材費と作業人件費の計算漏れかもしれません。足し算・引き算・割り算だけで動くエクセル原価表の作り方を紹介します。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年2月18日
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目次

「弁当は売れているのに、なぜか残らない。」

この悩み、食材費だけで原価を見ていることが原因であることが多いです。包材費と作業人件費を足すと、利益の見え方がまるで変わります。

先に結論

  • 弁当の原価計算は「食材費」だけでは足りない
  • 包材費と作業人件費まで入れると、1個あたりの実利益が見える
  • エクセルは9列あればOK。難しい関数は不要

最終式(これだけ覚えればOK)

1個原価 = 食材費 + 包材費 + 作業人件費 + 決済手数料
粗利 = 売価 − 1個原価

計算してみる

  • 売価: 780円 / 食材費: 320円 / 包材費: 82円
  • 時給: 1,121円(令和7年度の最低賃金加重平均)
  • 1個の作業時間: 90秒 / 決済手数料: 23円
作業人件費 = 1,121 × 90 ÷ 3,600 = 28円
1個原価 = 320 + 82 + 28 + 23 = 453円
粗利 = 780 − 453 = 327円

食材費だけなら粗利460円に見えますが、全部入れると327円。この差133円を知っているかどうかで、値上げの判断が変わります。

エクセルの9列(そのまま作れます)

A: 商品名
B: 売価
C: 食材費
D: 包材費
E: 作業人件費
F: 決済手数料
G: 1個原価(=C+D+E+F)
H: 粗利(=B−G)
I: 粗利率(=H/B)

今週やること

  • 売上上位3商品で9列の表を作る
  • 包材費を実際の仕入れ単価で更新する
  • 作業時間を1回だけ計測する
  • 1個原価と粗利を計算する
  • 赤字に近い商品を1つだけ修正する

KitchenCostなら、弁当の1個原価をスマホで管理できます。包材費も含めた粗利がすぐ見えます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

弁当の原価計算は何から入れればいいですか?

食材費・包材費・作業人件費の3つです。この3つをそろえるだけで、1個あたりの利益が見えるようになります。包材費を入れない店が多いですが、容器と袋だけで80円以上かかることもあります。

包材費は本当に入れるべきですか?

はい。容器・ふた・袋・箸は毎回発生するコストです。入れないと利益を高く見誤ります。容器を1段階安いものに変えるだけで月数万円浮くこともあります。

原価率の目安はありますか?

業態で変わるので一律の目安より、自店の上位3商品を同じ式で毎週比較するほうが実務的です。週1回の更新でも十分です。

難しい関数は必要ですか?

不要です。足し算・引き算・割り算の9列だけで運用できます。

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