「弁当は売れているのに、なぜか残らない。」
この悩み、食材費だけで原価を見ていることが原因であることが多いです。包材費と作業人件費を足すと、利益の見え方がまるで変わります。
先に結論
- 弁当の原価計算は「食材費」だけでは足りない
- 包材費と作業人件費まで入れると、1個あたりの実利益が見える
- エクセルは9列あればOK。難しい関数は不要
最終式(これだけ覚えればOK)
1個原価 = 食材費 + 包材費 + 作業人件費 + 決済手数料
粗利 = 売価 − 1個原価
計算してみる
- 売価: 780円 / 食材費: 320円 / 包材費: 82円
- 時給: 1,121円(令和7年度の最低賃金加重平均)
- 1個の作業時間: 90秒 / 決済手数料: 23円
作業人件費 = 1,121 × 90 ÷ 3,600 = 28円
1個原価 = 320 + 82 + 28 + 23 = 453円
粗利 = 780 − 453 = 327円
食材費だけなら粗利460円に見えますが、全部入れると327円。この差133円を知っているかどうかで、値上げの判断が変わります。
エクセルの9列(そのまま作れます)
A: 商品名
B: 売価
C: 食材費
D: 包材費
E: 作業人件費
F: 決済手数料
G: 1個原価(=C+D+E+F)
H: 粗利(=B−G)
I: 粗利率(=H/B)
今週やること
- 売上上位3商品で9列の表を作る
- 包材費を実際の仕入れ単価で更新する
- 作業時間を1回だけ計測する
- 1個原価と粗利を計算する
- 赤字に近い商品を1つだけ修正する
KitchenCostなら、弁当の1個原価をスマホで管理できます。包材費も含めた粗利がすぐ見えます。