スープは「水が多いから原価が安い」と思われがちです。実際に利益を削るのは具材と容器コストです。
先に結論
先に押さえる要点は、原価は具材と容器で決まる、ベーススープは仕込み品として管理、価格帯を2〜3段階に分けるです。
スープ原価の計算式
原価 = スープベース + 具材 + トッピング + 容器
原価率 = 原価 ÷ 売価
例|ミネストローネ(1杯)
| 項目 | コスト目安 |
|---|---|
| スープベース | 30円 |
| 野菜具材 | 60円 |
| トッピング | 10円 |
| 容器一式 | 25円 |
| 合計 | 125円 |
売価650円なら原価率は19.2%。
例|クラムチャウダー(1杯)
| 項目 | コスト目安 |
|---|---|
| スープベース | 45円 |
| 具材(あさり・ベーコン) | 120円 |
| トッピング | 10円 |
| 容器一式 | 25円 |
| 合計 | 200円 |
売価800円なら原価率は25%。
原価がブレるポイント
- 具材の量(特に肉・海鮮)
- 容器サイズの変更
- スープベースの濃さ
「濃い方がおいしい」は正しいですが、原価が跳ねます。
価格帯の作り方
- ライト:野菜系(低原価)
- スタンダード:チキン・ミネストローネ
- プレミアム:海鮮・肉系
この3段階で平均原価率をコントロールします。
原価高騰の背景(日本)
2025年は食料価格が前年比+6.8%上昇。ベーススープと具材の仕入れを月次で点検するのが安全です。
Source: Statistics Bureau of Japan, CPI 2025 (Food +6.8%)
今週やること
- スープベースを1バッチ単位で原価計算する
- 具材の量をグラムで固定する
- 容器・フタ・スプーンの原価を確認する
- 野菜系・スタンダード・プレミアムで価格帯を分ける
関連ガイド
スープは「原価が安い」業態ではなく、容器と具材の管理ができるかで利益が決まります。