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スープ専門店の原価計算|スープベース・具材・容器コストの利益設計

スープは「水が多いから安い」と思われがち。でも実際は容器と具材で原価が決まる。価格設計を実務的に整理。

更新 2026年2月18日
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目次

スープは「水が多いから原価が安い」と思われがちです。実際に利益を削るのは具材と容器コストです。


先に結論

先に押さえる要点は、原価は具材と容器で決まる、ベーススープは仕込み品として管理、価格帯を2〜3段階に分けるです。


スープ原価の計算式

原価 = スープベース + 具材 + トッピング + 容器
原価率 = 原価 ÷ 売価

例|ミネストローネ(1杯)

項目コスト目安
スープベース30円
野菜具材60円
トッピング10円
容器一式25円
合計125円

売価650円なら原価率は19.2%


例|クラムチャウダー(1杯)

項目コスト目安
スープベース45円
具材(あさり・ベーコン)120円
トッピング10円
容器一式25円
合計200円

売価800円なら原価率は25%


原価がブレるポイント

  1. 具材の量(特に肉・海鮮)
  2. 容器サイズの変更
  3. スープベースの濃さ

「濃い方がおいしい」は正しいですが、原価が跳ねます。


価格帯の作り方

  • ライト:野菜系(低原価)
  • スタンダード:チキン・ミネストローネ
  • プレミアム:海鮮・肉系

この3段階で平均原価率をコントロールします。


原価高騰の背景(日本)

2025年は食料価格が前年比+6.8%上昇。ベーススープと具材の仕入れを月次で点検するのが安全です。

Source: Statistics Bureau of Japan, CPI 2025 (Food +6.8%)


今週やること

  • スープベースを1バッチ単位で原価計算する
  • 具材の量をグラムで固定する
  • 容器・フタ・スプーンの原価を確認する
  • 野菜系・スタンダード・プレミアムで価格帯を分ける

関連ガイド


スープは「原価が安い」業態ではなく、容器と具材の管理ができるかで利益が決まります。

よくある質問

スープの原価率は何%が目安?

野菜系は15〜25%、肉や海鮮系は25〜35%が目安です。

スープの容器コストはどこまで入れる?

フタ・スプーン・保温袋まで含めます。テイクアウト中心なら包材が原価を左右します。

仕込みスープはどう管理する?

1バッチの完成量で割って1杯あたりの原価を出すのが基本です。

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