値上げそのものより、 「どう伝えるか」で止まる店は多いです。
実際、検索でも
飲食店 値上げ 告知 や 飲食店 値上げ 客離れ が繰り返し出ています。
先に結論
- 告知文は長く書かない方が伝わります。
- 入れるべき情報は「開始日・対象・理由」の3点だけです。
- 全品一律より、対象を絞った段階改定の方が運用しやすいです。
なぜ告知の質が重要か
経済産業省の公表(2025年11月28日)では、 価格転嫁率は 53.5%。
一方、帝国データバンク公表では、 飲食店業界の価格転嫁率は 32.3%(全業種平均39.4%)でした。
つまり、 上げたい金額をそのまま上げられない前提で、伝え方まで設計する必要があります。
そのまま使える告知テンプレ
1) 店内POP(短文)
原材料費・人件費・光熱費の上昇に伴い、
○月○日より一部商品の価格を改定いたします。
品質維持のための見直しとなります。ご理解のほどお願いいたします。
2) SNS投稿(90〜120字)
いつもご利用ありがとうございます。
原材料費・人件費・光熱費の上昇により、○月○日から一部メニューの価格を改定いたします。
対象は◯◯・◯◯です。品質維持のため、何卒ご理解をお願いいたします。
3) レジ前ひと言(スタッフ用)
一部商品の価格を見直しました。品質を落とさず提供を続けるためです。
やってはいけない書き方
- 感情的に長く書く
- 「事情により」だけで理由がない
- 対象商品が曖昧
- 開始日がない
読み手は、店の事情より「いつ・何が・いくら変わるか」を見ています。
告知タイミングの型
- D-7: 店内POP掲示
- D-3: SNS告知
- D-day: 店頭・SNS再掲
この3回で、説明不足クレームはかなり減らせます。
今週やるチェックリスト
- 改定対象商品を確定する
- 開始日・理由を1行で言語化する
- POP文面を作成する
- SNS版を90〜120字で作る
- スタッフ用ひと言を共有する