値上げを何回かすると、 「どの商品を、いつ、いくら変えたか」が現場でズレ始めます。
このズレが、会計ミスとクレームの原因になります。 だから、値上げ一覧表はただのメモではなく、運営ツールです。
先に要点
- 値上げ一覧表は「内部用」と「お客さん用」で分けると失敗が減ります。
- 5項目だけで十分です。増やしすぎると更新が止まります。
- 店内表示、レジ設定、SNS告知を同時更新するのがコツです。
なぜ今必要か(2026-02-17確認)
- 2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)。
- 価格転嫁率は53.5%で、複数回の価格調整が続きやすい(中小企業庁)。
- Yahoo!知恵袋でも、値上げ案内の分かりにくさに関する不満投稿が見られます。
一覧表の最低5項目
- 商品名
- 旧価格
- 新価格
- 開始日
- 理由(10文字前後)
内部用には、追加で「担当者」「更新時刻」を入れると安心です。
そのまま使えるフォーマット
商品名 | 旧価格 | 新価格 | 開始日 | 理由
親子丼 | 920円 | 980円 | 3/1 | 鶏肉高騰
唐揚げ定食 | 980円 | 1,050円 | 3/1 | 油・包材上昇
現場でよくある失敗
- レジだけ更新して店頭表示が旧価格のまま
- SNSの告知日と実施日がずれている
- スタッフごとに説明文が違う
週1運用ルール
- 月曜: 一覧表更新
- 火曜: レジ価格確認
- 水曜: 店頭表示確認
- 木曜: SNS文面更新
- 金曜: 1週間の問い合わせ件数確認
今週のチェックリスト
- 内部用一覧表を作成した
- 店頭用の簡易一覧を掲示した
- レジ・店頭・SNSの反映日をそろえた
- 問い合わせ対応文を1つに統一した
まとめ
値上げ一覧表は、値上げの証拠ではなく信頼の土台です。 見える化しておくと、現場の迷いが減ります。