締切直前に一番多い相談は、これです。
「売上は入れたけど、原価が合わない。」
2026年(令和7年分)の確定申告期限は3月16日。
ここで原価を外すと、利益も税額もずれます。
まず日付を固定
- 申告受付: 2026-02-16〜2026-03-16
- 所得税の申告/納付期限: 2026-03-16
- 振替納税(所得税): 2026-04-23
カレンダーに入れて、逆算で進めるのが最短です。
1時間チェックの5ステップ
1) 期末在庫を先に確定
冷蔵・冷凍・常温・包材の順で、主要項目だけ数量を確定します。
金額影響の大きい食材から先にやれば十分です。
2) 売上原価を計算
売上原価 = 期首在庫 + 当期仕入 - 期末在庫
この式を使わず「仕入=原価」にすると、在庫分が二重計上されやすくなります。
3) 私用混在を除外
スーパー購入やEC購入で、私用が混ざるケースは頻発します。
レシート単位で分けるか、按分メモを残してください。
4) 科目のズレを修正
- 食材仕入は売上原価側
- 家賃・通信費・広告費は経費側
分類が混ざると、粗利判断が壊れます。
5) 前年比で異常値確認
前年と比べて:
- 原価率が急上昇
- 在庫が極端に少ない/多い
- 経費が不自然に増減
この3つだけ確認すれば、申告直前の事故はかなり減ります。
簡易サンプル
期首在庫 120,000円
当期仕入 2,800,000円
期末在庫 180,000円
売上原価 = 120,000 + 2,800,000 - 180,000
= 2,740,000円
この1本を先に確定させると、全体の整合が取りやすくなります。
申告直前のNG
- 棚卸しを飛ばす
- 仕入と経費を一括で処理する
- 私用混在をそのまま入れる
忙しい時期ほど、この3つが出ます。
今やること
- 期末在庫の主要項目を確定
- 売上原価を式で再計算
- 私用混在レシートを分離
- 前年比で異常値を確認
- 3月16日締切までの逆算表を作成