「売上はあるのに、月末で急に苦しくなる。」
この状態は、数字を月末しか見ていないと起きやすいです。
小さな店ほど、週次で早く気づくことが大切です。
先に結論
- 資金繰りは週次で見ると手遅れを防げる
- まずは3つの数字だけで十分
- 2週連続で悪化したら、すぐ打ち手を入れる
なぜ今、週次管理が必要か
- 2025年の飲食店倒産は
900件で過去最多 - 価格転嫁率は
53.5%で、コスト増を吸収しきれない店が多い
つまり、利益が薄い状態が続くと、資金が先に尽きやすいです。
週10分チェックの3項目
- 週売上
- 週の現金支出(仕入・人件費・支払い)
- 来週の固定支払い予定
かんたん式
週次余力 = 週売上 - 週の現金支出
翌週支払カバー率 = 手元資金 ÷ 来週固定支払い
目安
- カバー率 1.0未満: 要注意
- カバー率 0.8未満: 早急対応
実例
- 週売上: 1,100,000円
- 週支出: 1,020,000円
週次余力 = 80,000円
手元資金 300,000円、来週固定支払い 420,000円なら
カバー率 = 300,000 ÷ 420,000 = 0.71
この時点で、次週前に対応が必要です。
まず打つべき手
- 粗利の薄い販促を一時停止
- 仕入発注を売れ筋中心に絞る
- 低粗利商品の値付け・構成を再計算
むずかしい言葉を一言で
- 資金繰り: お金が入る時期と出る時期を管理すること
- 固定支払い: 売上に関係なく払う費用(家賃など)
今週やること
- 週次余力を計算
- 翌週支払カバー率を算出
- 悪化が2週続いた項目を抽出
- 来週の対応を1つ決める