「月では黒字なのに、平日だけ苦しい。」 この状態は、曜日別で見ないと原因が見えません。
先に3行
- 月間平均の原価率だけでは、平日赤字を見落とします。
- 平日と週末を分けるだけで、どこで利益が漏れているか分かります。
- まずは3曜日だけ比較すれば十分です。
むずかしい言葉を先に
- 曜日別原価率: 曜日ごとに出す原価率。
- 粗利: 売価から原価を引いた金額。店に残る土台のお金。
- 見える化: 数字を分けて、判断しやすくすること。
いま、なぜこのテーマが重要か(2026-02-17確認)
- Google候補で
飲食店 曜日別 原価率、飲食店 平日 原価管理が出ます。 - Yahoo!知恵袋の
飲食店 曜日別 売上検索では約11件のQ&Aが表示されます(2024/4/11の質問あり)。 - 帝国データバンク公表では、2025年の飲食店倒産は 900件(過去最多)。
- 同調査で、飲食店の価格転嫁率は 32.3%(全業種平均 39.4%)。
- 2025年の飲食料品値上げは 2万609品目、最低賃金は 1,121円まで上昇。
同じメニューでも、 曜日で客数と注文構成が変わるため、 利益の出方も変わります。
平日赤字になりやすい3つの理由
1. 客数が少ないのに仕込みは同じ
週末前提の仕込み量を平日も続けると、 ロスが増えて原価率が上がります。
2. 平日割引だけ固定化している
割引率が長く固定されると、 売上より粗利が先に薄くなります。
3. 注文構成が曜日で違う
平日は低単価セット中心、 週末は追加注文が多い店は、 同じ原価率目標だと合わなくなります。
5分でできる比較計算
前提:
- 火曜売上: 70,000円
- 火曜原価: 28,000円
- 土曜売上: 130,000円
- 土曜原価: 39,000円
火曜原価率 = 28,000 ÷ 70,000 × 100 = 40.0%
土曜原価率 = 39,000 ÷ 130,000 × 100 = 30.0%
差 = 10ポイント
粗利で見ると、
火曜粗利 = 70,000 - 28,000 = 42,000円
土曜粗利 = 130,000 - 39,000 = 91,000円
平日の固定費負担を考えると、 火曜だけ赤字になる理由が見えてきます。
すぐ使える見直し順
- 平日2日・週末1日を選んで原価率を出す
- 平日だけ高い食材を使う商品を特定する
- 仕込み量を曜日別に分ける
- 平日割引を小幅に調整する
- 14日後に再比較する
一気に全体を変えるより、 曜日ごとに小さく直す方が失敗しにくいです。
今日やること
- 火曜・木曜・土曜の原価率を出す
- 平日だけ原価が高い商品を3つ探す
- 平日仕込み量を1段階下げる
- 割引ルールを1つ見直す
- 2週間後の比較日を決める
まとめ
「平日が苦しい」の原因は、 感覚ではなく曜日別の数字に出ます。
月間平均だけを見る運用から、 曜日別で見る運用に変える。 それだけで、改善の優先順位がはっきりします。
参考リンク(確認日: 2026-02-17)
- https://suggestqueries.google.com/complete/search?client=chrome&hl=ja&q=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E6%9B%9C%E6%97%A5%E5%88%A5%20%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E7%8E%87
- https://suggestqueries.google.com/complete/search?client=chrome&hl=ja&q=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E5%B9%B3%E6%97%A5%20%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E7%AE%A1%E7%90%86
- https://chiebukuro.yahoo.co.jp/search?p=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E6%9B%9C%E6%97%A5%E5%88%A5%20%E5%A3%B2%E4%B8%8A
- https://www.tdb.co.jp/report/industry/20260113-insyokuten2025/
- https://www.tdb.co.jp/report/economic/20251226-neage25y12/
- https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_63030.html