「トッピング、安くしすぎてないかな?」
この不安、かなり多いです。 ベース商品は管理していても、追加料金は感覚で決めがちだからです。
先に結論
- トッピング料金は
原価率から逆算するとブレません。 - 食材費だけでなく、手間とロスを入れるのがポイントです。
- 2週間テストして、粗利と注文率で調整すれば十分です。
2026年に見直しが必要な理由
- 帝国データバンク調査では、2026年2月の飲食料品値上げは 674品目。
- 値上げ要因で「人件費」由来は 66.2%。
- 2025年の飲食店倒産は 900件(過去最多)。
さらに、飲食店の価格転嫁率は 32.3%(全業種平均 39.4%)。
ここでいう 価格転嫁 は、
上がったコストを販売価格に反映することです。
全部を一気に値上げしにくい時期ほど、 トッピングの設計が利益に効きます。
現場の空気(コミュニティ)
飲食店ドットコム会員調査(回答297)では、 2024年の印象的ニュース1位は「円安・物価高騰(40.1%)」でした。
「過去最大の最低賃金アップ(13.8%)」も上位です。 食材と人件費の両方が上がる中、 小さな単価設計の精度が大事になっています。
5分でできる計算
トッピング原価 = 食材費 + 仕込み人件費 + 廃棄ロス
追加料金(税抜) = トッピング原価 ÷ (1 - 目標原価率)
例(チーズ追加)
- 食材費: 55円
- 仕込み人件費: 12円
- 廃棄ロス: 8円
- 目標原価率: 35%
トッピング原価 = 55 + 12 + 8 = 75円
追加料金 = 75 ÷ (1 - 0.35)
= 115円
この場合、
実務では 120円 などキリのいい価格にそろえると運用しやすいです。
失敗しにくい進め方
- 上位3トッピングだけ先に計算
- 価格は10円単位でそろえる
- 2週間だけ注文率を確認
見る数字は3つで十分です。
注文率 1注文あたり粗利 クレーム件数
告知テンプレ(短文)
原材料価格の上昇に伴い、
一部トッピング価格を見直しました。
品質維持のため、ご理解をお願いいたします。
長文より、 理由と対象を短く伝える方が誤解を減らせます。
今週やること
- 上位3トッピングの原価を再計算する
- 目標原価率から追加料金を逆算する
- 価格を10円単位で統一する
- 2週間の注文率を記録する
- 14日後に価格を微調整する
まとめ
トッピング価格は、 「なんとなく安くする」と利益が抜けやすいです。
原価を入れて逆算して、短く告知して、2週間で確認する。 この3ステップで、無理なく改善できます。