「券売機、気になるけど高い」 この悩みは、個人店でよく聞きます。
Yahoo!知恵袋でも、 券売機導入や運用コストの相談は継続して出ています。
先に結論
- 券売機は“高いか安いか”ではなく、回収期間で判断するべきです
- 見る数字は4つだけで十分です
- 会計時間とレジ差異の削減が出る店ほど、回収は早くなります
2026年に判断が重要な理由
- 厚生労働省: 令和7年度最低賃金の答申ベース全国加重平均は1,121円(前年度比+66円)
- 帝国データバンク: 2025年の飲食店倒産は900件(過去最多)
人件費が上がる局面では、 会計オペレーションの効率差がそのまま利益差になります。
この式で回収期間を出す
月間純改善額 = 人件費削減額 + 会計ロス削減額 - 月額費用
回収期間(月)= 初期導入費 ÷ 月間純改善額
会計ロス は、
レジ過不足や会計ミスで消えるお金です。
かんたん例
- 初期導入費: 90万円
- 月額費用: 18,000円
- 人件費削減: 35,000円/月
- 会計ロス削減: 8,000円/月
月間純改善額 = 35,000 + 8,000 - 18,000 = 25,000円
回収期間 = 900,000 ÷ 25,000 = 36カ月
この数字が長すぎるなら、 台数・プラン・運用を見直してから導入する方が安全です。
失敗しやすいポイント
1) 機器価格だけで決める
月額費用と保守費を入れないと判断を外しやすいです。
2) ピーク時の効果を測らない
混雑時間の会計短縮が、最も効きやすい部分です。
3) 導入後に手順を変えない
機器を入れても、運用が旧式のままだと効果が出ません。
今週やること
- 初期費用と月額費用を整理
- 会計時間とレジ差異を1週間計測
- 月間純改善額を算出
- 回収期間を計算
- 導入可否を数値で判断
まとめ
券売機は、 設備投資というより利益設計です。
回収期間を出してから決めるだけで、 失敗確率はかなり下げられます。