「クーポンを出し続けるの、正直きつい。」 でも止めると売上が落ちそうで怖い。 この悩み、いま本当に増えています。
先に3行
- クーポンは“やる・やらない”より“どこから減らすか”が重要です。
- 売上だけで判断せず、粗利まで見れば答えが出やすくなります。
- 一気に止めるより、3週間で段階縮小する方が失敗しにくいです。
むずかしい言葉を先に
- クーポン利用率: 注文全体のうち、クーポンが使われた割合。
- 値引き総額: 一定期間に値引きした合計金額。
- 手残り: 売上から原価や費用を引いて、最終的に残るお金。
いま、なぜこのテーマが増えているか(2026-02-17確認)
- Google候補で
飲食店 クーポン やめたいが出ています。 飲食店 値引き 相場も同時に出ており、値引き疲れの検索が増えています。- 帝国データバンク公表: 2025年の食品値上げは 20,609品目。
- 帝国データバンク公表: 2025年の飲食店倒産は 900件。
原価が上がる時期は、 同じ10%引きでも利益へのダメージが大きくなります。
まず見る数字は3つ
1) クーポン利用率 = クーポン利用注文数 ÷ 総注文数 × 100
2) 値引き総額 = 期間内クーポン値引きの合計
3) クーポン利用客の粗利 = クーポン適用後売価 - 原価
この3つで、 「続ける価値があるか」を判断できます。
5分でできる試算
前提:
- 月間注文数: 1,500件
- クーポン利用注文: 420件
- 1件あたり平均値引き: 120円
- クーポン利用客の平均粗利低下: 85円/件
クーポン利用率 = 420 ÷ 1,500 × 100 = 28.0%
値引き総額 = 420 × 120 = 50,400円
粗利低下合計 = 420 × 85 = 35,700円
合計で見ると、 毎月8万円超の負担になるケースもあります。
売上を落としにくい「3週間の減らし方」
1週目: 対象を絞る
- 売れ筋主力は据え置き
- 低粗利メニューのクーポンだけ先に停止
2週目: 割引率を下げる
- 10% -> 5% など、半分に縮小
- 利用条件(最低注文金額)を追加
3週目: 代替施策へ置換
- クーポンの代わりにセット提案
- 曜日限定の小さな特典へ切替
そのまま使える告知文
原材料価格の上昇に伴い、○月○日より一部クーポン内容を見直します。
その分、セット特典を強化してご利用いただきやすくします。
「終了します」だけより、 代替メリットを添えた方が反発を減らせます。
よくある失敗
- すべてのクーポンを同日に停止する
- 売上だけ見て、粗利改善を見ない
- 告知なしで条件変更してクレームを増やす
今日やること
- クーポン利用率を出す
- 低粗利メニューのクーポンを1つ止める候補にする
- 3週間の縮小スケジュールを作る
- 告知文を店頭・SNSで統一する
まとめ
クーポンをやめること自体が問題ではありません。 準備なしで止めることが問題です。
数字を先に出して、段階的に減らす。 この順番なら、売上急落はかなり防げます。
参考リンク(確認日: 2026-02-17)
- https://suggestqueries.google.com/complete/search?client=chrome&hl=ja&q=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%B3%20%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F%E3%81%84
- https://suggestqueries.google.com/complete/search?client=chrome&hl=ja&q=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E5%80%A4%E5%BC%95%E3%81%8D%20%E7%9B%B8%E5%A0%B4
- https://www.tdb.co.jp/report/economic/20251226-neage25y12/
- https://www.tdb.co.jp/report/industry/20260113-insyokuten2025/
- https://chiebukuro.yahoo.co.jp/search?p=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%B3%20%E3%82%84%E3%82%81%E3%81%9F%E3%81%84