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セミセルフレジ、何か月で元が取れる?飲食店の導入判断(2026年)

会計の行列を減らしたいけど導入費が不安——セミセルフレジの回収期間を『月間改善額÷導入費』で判断する方法を紹介します。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年2月18日
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目次

ランチのピーク、レジに5人並んでいる。 「もう1人ホールに入れたい」——でも人件費はもう限界。

この板挟み、セミセルフレジで解決できるかもしれません。 ただし「何か月で元が取れるか」を先に計算しないと、導入費だけが残ります。

先に結論

  • セミセルフレジは、会計待ちが長い店ほど効果が出やすい
  • 「何か月で回収できるか」を先に計算すれば、導入の判断は迷わない
  • 全席対応ではなく、まずレジ1台で2週間テストが安全

なぜ今この判断が重要か

キャッシュレス決済比率は42.8%(経済産業省、2024年実績)。 一方で完全キャッシュレスの飲食店はわずか0.3%。現金対応もまだ必要という二重運用が現場の負担になっています。

最低賃金は全国加重平均1,121円。レジ対応の人件費も上がり続けています。

計算は2つだけ

月間改善額 = (削減できる人件費 + 追加粗利) - (月額費用 + 手数料増)
回収期間(月) = 初期導入費 ÷ 月間改善額

「追加粗利」は、会計が早くなったことで席回転が上がり、客数や追加注文が増えた分の利益です。

数字で見てみる

  • 初期導入費: 480,000円
  • 月額費用: 12,000円
  • 削減できる人件費: 56,000円/月
  • 追加粗利: 18,000円/月
  • 手数料の増加: 7,000円/月
月間改善額 = (56,000 + 18,000) - (12,000 + 7,000) = 55,000円
回収期間 = 480,000 ÷ 55,000 = 約8.7か月

9か月弱で元が取れる計算。1年以内に回収できるなら、検討する価値は十分あります。

失敗しやすいポイント

人件費削減だけで効果を見る 会計が速くなることで客数が増える効果を見落とすと、過小評価になります。逆に追加粗利を過大に見積もるのも危ない。

常連客の使いにくさを無視する 高齢のお客さんが多い店は、スタッフが「ここにカードを入れてください」とひと言添えるだけでトラブルが激減します。

最初から全面導入する まず1台で2週間。動線の問題やスタッフの対応を確認してからでも遅くありません。

今週やること

  • ピーク30分間のレジ待ち人数を3日間計測する
  • レジ担当の人件費を時間帯ごとに整理する
  • 月間改善額と回収期間を試算する
  • レジ1台で2週間テスト導入する
  • テスト後、待ち時間と粗利の変化を確認する

まとめ

セミセルフレジの導入は、機械の話ではなく利益の話です。

「何か月で元が取れるか」を先に出せば、 入れるか見送るかは数字が決めてくれます。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

セミセルフレジは小さい店でも必要ですか?

ピーク時にレジで行列ができる店なら効果があります。逆に会計待ちがほぼない店は、月額費用が増えるだけで回収できない可能性もあります。

回収期間はどう見ればいいですか?

導入費÷月間改善額です。たとえば48万円の初期費用で月5.5万円改善なら約9か月。12か月以内なら検討の価値ありです。

完全セルフレジにしたほうがいいですか?

常連客や高齢のお客さんが多い店は、スタッフが横でサポートできるセミセルフの方がクレームが少ないです。

最初に何を確認すればいいですか?

ピーク30分間のレジ待ち人数と、レジ担当者の時給を確認してください。この2つが判断の出発点です。

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