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調味料はどこまで原価に入れる?──迷ったときの線引きルール

塩ひとつまみまで計算するべき?その迷いで原価計算が止まっていませんか。「メニューごとに量が変わるか」で線を引けば、手間と精度のバランスが取れます。

更新 2026年2月18日
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目次

「調味料って、どこまで原価に入れるのが正解?」

この疑問で手が止まって、原価計算そのものが進まない──よくある話です。

結論から言うと、全部を1g単位で計算する必要はありません。線引きのルールを1つ決めれば、すぐに動けるようになります。

先に結論

  • 全調味料を細かく計算しなくても、利益改善はできる
  • 迷ったら「メニューごとに使用量が変わるか」で線を引く
  • まず売上上位5品だけ、調味料原価を入れてみる

線引きルール

原価に入れる(優先度高)

  • タレ、ソース、ドレッシング
  • メニューごとに使用量が変わる調味料
  • トッピング用の薬味

これらは商品ごとの利益に直接影響するので、できるだけ正確に入れましょう。

まとめて管理(優先度中)

  • 全メニュー共通で少量使う塩・こしょう
  • 使用量がほぼ一定で差が小さいもの

月次の合計金額を、売上比率で按分すれば十分です。

原価表の外で管理(優先度低)

  • ふきん、洗剤、ラップなどの厨房消耗品

これは原価計算ではなく経費管理で扱う方がスッキリします。

計算例(入れる場合と入れない場合の差)

  • 主食材原価: 320円
  • 調味料(タレ・薬味): 24円
  • 売価: 980円
調味料なし → 原価率 = 320 ÷ 980 = 32.7%
調味料あり → 原価率 = (320 + 24) ÷ 980 = 35.1%
差 = 2.4ポイント

2.4ポイント。小さいようですが、月に1,000食出る主力商品なら月24,000円の差。年間では約29万円になります。

続けるための運用ルール

  1. 売上上位5品だけ対象にする
  2. 調味料を「入れる」「まとめる」に先に分ける
  3. 1皿原価を更新する
  4. 週1回、売価と粗利を見直す
  5. 仕入れ値が変動した調味料だけ翌週に追加更新する

完璧な原価表を作ることより、毎週回る仕組みにすることが大事です。

今日やること

  • 売上上位5品を選ぶ
  • タレ・ソース類を原価に入れる
  • 塩・こしょうはまとめ管理にする
  • 1皿原価を再計算する
  • 1品だけ価格か量を調整して7日間比較する

まとめ

調味料原価の正解は「全部を細かく」ではなく、「利益に効くところを先に入れる」です。

線引きルールを1つ決めてしまえば、原価計算は一気に進みます。まずは5品だけ試してみてください。


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参考リンク(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

調味料は全部、1g単位で計算しないとダメですか?

全部を細かくやる必要はありません。タレやソースなど、メニューごとに使う量が変わるものから入れてください。塩コショウのように全メニュー共通で少量のものは、月次でまとめて管理すればOKです。

どこまで原価に入れるといいですか?

「メニューごとに使用量が変わるか?」が判断基準。変わるなら入れる。どのメニューでもほぼ同量なら、まとめて管理で十分です。

調味料を入れないと、どれくらいズレますか?

メニューによりますが、タレやソースを使う商品だと原価率が2〜3ポイント変わることがあります。売価が低い商品ほど影響は大きいですね。

忙しくて続かないときはどうすればいいですか?

売上上位5品だけ対象にして、週1回更新する運用から始めてください。全メニューを一気にやろうとすると止まります。

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