「うちの価格、安すぎるのかな」 この迷いが続くと、値上げも据え置きも怖くなります。
Yahoo!知恵袋でも、 「家賃10万円で月商いくら必要か」「月商200万円でいくら残るか」という質問が出ています。 つまり、多くの店が“必要ライン”を先に持てていません。
先に結論
- 客単価は“感覚”より“必要額の逆算”で決める方が安全です
- 必要客単価は、固定費と目標利益から作れます
- 値上げだけでなく、注文設計で客単価を上げる道もあります
2026年に逆算が必要な理由
- 厚生労働省: 2025年度の最低賃金は全国加重平均1,121円
- 帝国データバンク: 価格転嫁率は39.4%(2025年7月)
コストは上がるのに、 価格に十分反映しにくい状況です。 先に必要客単価を持たないと、赤字メニューが残りやすくなります。
3ステップで逆算
1) 必要売上を出す
必要売上 = 固定費 + 目標利益 + 変動費
2) 想定客数を置く
平日と週末を分けて、現実的な客数を置きます。
3) 必要客単価を出す
必要客単価 = 必要売上 ÷ 想定客数
必要客単価 は、
店を続けるための最低ラインです。
かんたん例
- 必要売上: 240万円
- 月間想定客数: 1,600人
必要客単価 = 240万 ÷ 1,600 = 1,500円
現状客単価が1,350円なら、 150円分をどこで埋めるかを考える、という流れです。
埋め方は3つ
1) 値上げ
赤字寄り商品から小幅で上げます。
2) セット設計
主力に高粗利のサイドを組み合わせます。
3) 追加注文導線
トッピング、ドリンク、ミニデザートを明確に提案します。
今週やること
- 固定費・目標利益を整理して必要売上を算出
- 平日/週末で想定客数を分ける
- 必要客単価を計算
- 現状との差額を商品別に割り当てる
- 2週間後に客単価と粗利を再確認
まとめ
客単価は「上げるべきか」ではなく、 「いくら必要か」から決める方がブレません。
まずは1回、必要客単価を出してみてください。 価格判断がかなり速くなります。