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飲食店の販促費率 目安は何%? 赤字を防ぐ使い方(2026)

『クーポンや広告を出しているのに利益が残らない』方向け。販促費率の考え方、かんたん計算式、止める施策と続ける施策の見分け方をやさしく解説します。

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目次

広告もクーポンも打っているのに、 月末で利益が薄い。 この状態、いまの小さな店で本当に多いです。

先に3行

  • 販促は「売上が増えたか」だけでなく「粗利が増えたか」で見るべきです。
  • 販促費率は相場より、うちの店の粗利上限で決めると安全です。
  • まずは施策ごとに、続ける・縮小する・止めるを分けましょう。

むずかしい言葉を先に

  • 販促費率: 売上に対して販促費が何%かを示す数字。
  • 粗利増分: 販促をやった結果、どれだけ粗利が増えたか。
  • 費用対効果: 使った費用に対して、どれだけ成果が出たか。

いま、なぜ販促費の見直しが必要か(2026-02-17確認)

  • Google候補で 飲食店 販促費率飲食店 販促 費用対効果 が出ています。
  • 飲食店 クーポン 赤字 の検索候補も出ており、現場の不安が強いです。
  • 帝国データバンク公表: 2025年の食品値上げは 20,609品目
  • 帝国データバンク公表: 2025年の飲食店倒産は 900件

原価が上がる局面では、 同じ販促費でも利益へのダメージが大きくなります。

まず使う計算式

販促費率 = 販促費 ÷ 売上 × 100
粗利増分 = (販促後売上 × 粗利率) - (販促前売上 × 粗利率)
簡易判断 = 粗利増分 - 販促費

簡易判断がマイナスなら、 その施策は見直し候補です。

5分でできる試算

前提:

  • 販促前売上: 1,200,000円
  • 販促後売上: 1,320,000円
  • 粗利率: 62%
  • 販促費: 95,000円
粗利増分 = (1,320,000 × 0.62) - (1,200,000 × 0.62)
= 818,400 - 744,000
= 74,400円

簡易判断 = 74,400 - 95,000 = -20,600円

売上は伸びても、 このケースは利益ベースでマイナスです。

週10分の運用(小さな店向け)

1. 施策を分ける

  • クーポン
  • SNS広告
  • 店頭チラシ

混ぜると判断できません。

2. 3つだけ記録

  • 施策費用
  • 施策経由売上
  • 粗利増分

3. 3分類する

  • 続ける: 粗利増分がプラス
  • 縮小する: ほぼトントン
  • 止める: マイナス継続

よくある失敗

  1. 新規来店数だけ見て利益を見ない
  2. クーポン値引き分を販促費に入れない
  3. 全施策を同時に始めて効果が分からなくなる

今日やること

  • 先月の販促費率を1回計算する
  • 施策ごとに粗利増分を出す
  • マイナス施策を1つ止める候補に入れる
  • 来週も同じ形式で記録する

まとめ

販促は「やるか・やらないか」ではなく、 「どれを残すか」の管理です。

売上だけで判断しない。 粗利で見る。 これだけで赤字販促は減らせます。

参考リンク(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

販促費率は何%が目安ですか?

業態や立地で差があるため固定の正解はありません。まずは自店の粗利を削りすぎない上限を決めるのが実務的です。

クーポンを出すと赤字になりやすいのはなぜですか?

値引き額だけでなく、手数料や追加原価を含めて見ないと実質利益が薄くなるためです。

販促を止める判断はどうすればいいですか?

新規来店数だけでなく、粗利増分が販促費を上回っているかで判断すると失敗しにくいです。

小さな店でも費用対効果は計算できますか?

できます。週1回、3つの数字だけ見れば十分です。

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