ブログ

値上げ告知は何日前がベスト? 14日前→7日前→当日の実務スケジュール

告知のタイミングで迷って止まる店が多いです。14日前に1回、7日前にもう1回。この型だけで客離れと現場ストレスをかなり防げます。

公開 2026年2月17日
·
更新 2026年2月18日
飲食店 値上げ 告知 何日前飲食店 値上げ 告知飲食店 価格改定客離れ 対策
目次

値上げを決めて、金額も決めて、メニューも直した—— でもそのあと「告知、いつ出す?」で手が止まっていませんか。

Yahoo!知恵袋でも「何日前に告知すべき?」「告知しないとまずい?」という相談が何度も出ています。 つまり、値上げの中身より出すタイミングで悩んでいる店が多いわけです。

先に結論

  • 目安は14日前に初回告知、7日前に再告知
  • 大事なのは日数より「店頭・SNS・注文画面の内容が一致していること」
  • 当日告知はできるだけ避ける

なぜ今、告知タイミングが大事なのか

飲食店の価格転嫁率は32.3%(全業種平均39.4%)。 上がったコストの7割近くを店が吸収している状態です。

値上げ自体は必要。でも伝え方を間違えると、それだけで常連が離れかねません。 「いくら上げるか」と同じくらい「いつ・どう伝えるか」が大事な時代です。

14日前からの実務スケジュール

14日前: 先出し告知

まずこの3点だけ出します。

  • 変更理由(原材料費・人件費など)
  • 対象(全品か一部か)
  • 開始日

長い説明は不要です。 「原材料費高騰に伴い、3月1日より一部商品の価格を改定します」——これで十分。

7日前: 再告知

  • 店頭POPを更新
  • SNSの固定投稿を更新
  • 予約画面・デリバリーの商品説明を更新

ここで3か所の内容をそろえると、現場の説明負担がかなり減ります。 スタッフが「聞かれたらこれを見せて」と言える状態を作るのがポイントですね。

前日〜当日: 最終確認

  • レジ価格
  • メニュー表
  • デリバリー掲載価格

この3つがズレると、会計時にトラブルが起きます。 前日に15分かけて全部チェックしてください。

そのまま使える短文テンプレ

原材料費・人件費の上昇に伴い、2026年3月1日より一部商品の価格を改定いたします。
品質維持のための対応です。ご理解のほどお願いいたします。

これを店頭・SNS・注文画面すべてに同じ文面で貼るだけです。

よくある失敗

  1. SNSだけ告知して店頭は未更新 → 来店客が知らない
  2. 価格は変えたが開始日を明記しない → 「いつから?」の問い合わせ殺到
  3. スタッフへの共有が漏れている → 説明が人によって違う

今週やること

  • 値上げ対象商品の一覧を作る
  • 14日前告知文を1本作る
  • 店頭・SNS・注文導線に同じ文面を反映する
  • 7日前に再告知する日程をカレンダーに入れる

値上げで一番もったいないのは、必要な改定を「伝え方」で台無しにすることです。 14日前に短く出して、7日前にそろえる。この型だけで、かなりの問題を防げます。


改定対象を決めるとき、KitchenCostで上位メニューの原価率を出しておくと判断が早いです。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

値上げ告知は法律上、何日前が必要ですか?

ケースで異なりますが、実務では7〜14日前に出しておくとトラブルが減ります。最低でも7日前は確保したいところです。

当日告知でも問題ありませんか?

法的に即NGとは限りませんが、常連の不信感やスタッフへのクレーム増加が起きやすいです。避けたほうが無難です。

告知文は長く書くべきですか?

長文は読まれません。理由・対象商品・開始日を短く明記するだけで十分です。

どこに告知を出せばいいですか?

店頭掲示、SNS、予約・デリバリー導線の3か所。同じ文面で出すのが基本です。

今すぐ原価を計算してみましょう

材料単価を入力するだけで、レシピ原価・利益率・販売価格を自動計算します。