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仕込み量の「多すぎ」「足りない」を止める──前日実績ベースの決め方

仕込みが余る日と足りない日が極端。その原因は勘で量を決めているからかもしれません。前日実績に曜日・天候の係数をかけるだけで、ブレはかなり減ります。

更新 2026年2月18日
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目次

月曜は仕込みが余って廃棄。金曜は足りなくて品切れ。

こういう店は、仕込み量を「感覚」で決めていることが多いです。忙しい現場で毎朝データを見ろと言われても難しいのは分かります。でも、前日の販売数に係数をかけるだけなら、1分で決められます。

まず結論

  • 仕込み量は勘ではなく、前日実績×曜日係数×天候係数で決めるとブレが減る
  • 管理するのは上位5商品だけで十分
  • 余りが減ると、原価率のブレも自然と小さくなる

いま仕込み管理が重要な理由

2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)。飲食店の倒産は1,002件で過去最多。

食材が高くなっている今、仕込みの余りはそのままお金を捨てているのと同じです。

仕込み量を決める計算式

今日の仕込み量 = 前日販売数 × 曜日係数 × 天候係数

具体例

  • 前日販売数: 40食
  • 曜日係数: 1.1(週末)
  • 天候係数: 0.9(雨予報)
40 × 1.1 × 0.9 = 39.6 → 40食

係数は最初からカッチリ決めなくて大丈夫です。平日1.0、週末1.1、雨0.9くらいから始めて、2週間使いながら調整していけばいいんです。

やるのは3つだけ

1. 上位5商品の基準数を決める

全メニューを管理しようとすると続きません。よく出る5品だけで十分です。

2. 余り率を毎日メモする

余り率 = 余った量 ÷ 仕込み量。数字で記録すると、どの商品で仕込みすぎているか見えてきます。

3. 余り率が高い商品の初期仕込みを下げる

足りなくなったら追加仕込みする方が、余って廃棄するよりずっとマシです。

今日やること

  • 上位5商品の昨日の販売数を記録する
  • 曜日係数を2パターン作る(平日 / 週末)
  • 雨の日の係数を1つ決める(0.85〜0.9が目安)
  • 1週間後に余り率を比較する

関連ガイド


KitchenCostで各メニューの原価を管理しておけば、仕込みの余りがいくらの損失になっているか、すぐに金額で把握できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

仕込み量はどう決めるのが正解ですか?

前日の販売実績に曜日係数と天候係数をかける方法が実務で使いやすいです。たとえば前日40食×週末係数1.1×雨係数0.9=約40食、という形ですね。

売れ残りを減らす一番のポイントは?

人気商品の仕込みは厚めに、低回転商品の初期仕込みは少なめに。メリハリをつけるだけでロスはかなり減ります。

ワンオペでも管理できますか?

できます。上位5商品だけ前日の販売数を記録すれば、毎日5分で判断できます。

天気やイベントはどう反映しますか?

雨の日0.9、猛暑の日0.85、近隣イベント日1.2のように、よく使う係数を3パターンくらい決めておくと楽です。

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