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売れてるのに赤字?──原価割れメニューを5分で見つける方法

売上は悪くないのにお金が残らない。その原因、原価割れメニューかもしれません。1品残額の計算式と、値上げ以外の直し方を紹介します。

更新 2026年2月18日
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目次

月末、売上を見て「悪くないな」と思った。でも通帳を見ると、先月とほとんど変わっていない。

その正体が「原価割れメニュー」であることは、意外と多いです。売れれば売れるほど、静かに赤字が増えていく。

先に結論

  • 原価割れは「売上の問題」ではなく「1品設計の問題」
  • 食材費だけでなく、包材・手数料・人件費まで足して初めて本当の残額が見える
  • 直し方は値上げだけじゃない。量・構成・セットの3択で考える

原価割れが起きる3つのパターン

1. クーポン値引き後の実売上で見ていない 表示価格で粗利を見ていると、クーポンやタイム割引の分だけ計算がズレます。

2. 包材・手数料を入れていない テイクアウト容器、決済手数料、デリバリー販促費。1品に乗ると、想像以上に残額が減ります。

3. 人件費をゼロで置いている 仕込みに時間がかかる商品ほど、人件費の影響は大きい。ここを無視すると「見かけ上の黒字」が生まれます。

5分でできる計算

1品あたりの前提:

  • 表示売価: 750円 / 値引き: 50円
  • 食材原価: 280円 / 包材: 70円 / 手数料: 60円 / 人件費按分: 320円
実売上 = 750 − 50 = 700円
総コスト = 280 + 70 + 60 + 320 = 730円
1品残額 = 700 − 730 = −30円

この商品は、売れるたびに30円ずつ消えていく計算です。月500食なら月15,000円の赤字。

直し方は3択

  1. 価格を調整する ── 最もシンプルだが客離れリスクあり
  2. 量・トッピング・包材を見直す ── 価格を変えずにコストを下げる
  3. セット構成で回収する ── 高粗利商品と組み合わせて客単価で取る

「すぐ値上げ」に絞るより、この3択から選ぶ方が現場に合います。

週1回の改善ルール

  1. 売れ筋上位10品の1品残額を出す
  2. マイナス商品を赤、ゼロ付近を黄でマークする
  3. 赤の商品は、今週1つだけ手を打つ
  4. 7日後に販売数と残額を比較する
  5. 改善できたら次の商品へ

全部を一気に直す必要はありません。毎週1つずつ回す方が、結果的に早く安定します。

今週やること

  • 売れ筋上位10品の1品残額を計算する
  • 原価割れしている商品を特定する
  • 1品だけ、価格・量・セットのどれかで修正する
  • 7日後の比較日を決めておく

KitchenCostなら、包材や手数料を含めた1品残額をスマホで管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

原価割れって、どういう状態ですか?

1品売るたびに手元のお金がマイナスになる状態です。食材原価だけでなく包材・手数料・人件費を足すと、表面上は黒字でも実質赤字になっている商品は珍しくありません。

どのメニューから確認すればいいですか?

販売数が多い上位5〜10品から。売れ筋が原価割れしていると、売上が伸びるほど赤字が膨らむ構造になります。

値上げしないと直せませんか?

値上げだけが答えではありません。量の調整、トッピング見直し、セット構成の変更でも1品残額は改善できます。

忙しくて管理が続きません。どうすればいいですか?

全品を一気にやらず、売れ筋10品だけ週1回更新する運用にすると続きやすいです。毎週1つずつ改善するだけでも、3か月で大きく変わります。

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