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飲食店のメニュー改定手順(2026): 原価見直しから告知まで迷わない

『どの順番でメニュー改定すればいいか分からない』小さな飲食店向け。原価再計算、改定対象の選び方、告知までを1本の手順でやさしく解説します。

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目次

メニュー改定をしようと思っても、 「どこから手を付けるか」で止まりやすいですよね。

先に3行

  • メニュー改定は、感覚ではなく「原価のズレが大きい順」で進めると失敗しにくいです。
  • まず売上上位5品だけを再計算して、改定対象を3分類します。
  • 告知は長文より短文。理由・対象・開始日をそろえるだけで十分です。

むずかしい言葉を先に

  • 原価率: 売価に対して原価が何%かを示す数字。
  • 粗利: 売価から原価を引いた残り。家賃や人件費を払う元になるお金です。
  • 改定対象: 価格や内容を見直すメニューのこと。

いま、なぜメニュー改定が必要か(2026-02-17確認)

  • 帝国データバンク公表: 2025年の食品値上げは 20,609品目
  • 帝国データバンク公表: 2025年の飲食店倒産は 900件

食材コストが動く年は、 「前の価格のまま」がそのまま利益悪化につながります。

Google候補でも、 飲食店 メニュー改定 手順飲食店 販売価格 決め方 が出ています。 Yahoo知恵袋でも、価格設定に悩む相談が続いています。

メニュー改定の5ステップ

1. 売上上位5品の原価を再計算

最初から全メニューをやらない。 上位5品だけで、店全体への影響はかなり見えます。

2. 改定対象を3つに分ける

  • 据え置き: 原価率が安定している
  • 軽微改定: 数十円で調整可能
  • 優先改定: このままだと粗利が薄い

3. 価格以外の手も同時に見る

  • 量の微調整
  • セット構成の見直し
  • トッピングの設計

価格だけ触るより、受け入れられやすいです。

4. 告知文を1つに統一

店頭・SNS・予約導線で文面が違うと、クレームが増えます。 短く同じ文を使うほうが安全です。

5. 改定後14日だけ追う

  • 販売数
  • 粗利
  • クレーム件数

この3つだけ見れば、次の判断ができます。

5分でできる試算例

前提(Aメニュー):

  • 売価: 1,050円
  • 旧原価: 360円
  • 新原価: 430円
旧粗利 = 1,050 - 360 = 690円
新粗利 = 1,050 - 430 = 620円
差分 = -70円/食

1日40食なら、

70円 × 40食 = 2,800円/日
2,800円 × 25日 = 70,000円/月

この差が、月末の「なぜか残らない」になります。

すぐ使える告知テンプレ

原材料価格の上昇に伴い、○月○日より一部メニューの価格を見直します。
品質を維持するための改定となります。ご理解のほどお願いいたします。

長い説明より、この形が一番ぶれません。

今日やること

  • 売上上位5品の原価を更新する
  • 改定対象を3分類する
  • 告知文を1つ決める
  • 改定後14日で追う数字を決める

まとめ

メニュー改定は、 「一気に変える作業」ではなく「順番を決める作業」です。

上位5品から始める。 この一歩で、改定はかなり進みやすくなります。

参考リンク(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

メニュー改定はどこから始めるのがいいですか?

最初は売上上位メニューの原価再計算からです。売れる商品のズレを先に直す方が効果が大きいです。

一気に全メニューを変えるべきですか?

一気に変えるより、優先順位を付けて段階的に改定する方が現場で混乱しにくいです。

価格改定の告知はいつ出すべきですか?

店頭・SNS・予約導線で、開始日の前に同じ文面をそろえて出すのが基本です。

難しい経営用語が分からなくてもできますか?

できます。この記事は必要な数字を最小限に絞っているので、会計が苦手でも実行しやすいです。

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