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ランチは出るのに利益が薄い──セット原価率を値上げ前に下げる順番

ランチセットの原価率が高いとき、いきなり値上げするのは最終手段。副菜の差し替え、米の分量統一、ドリンク導線の3つを先に見直すだけで、粗利は変わります。

更新 2026年2月18日
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目次

ランチ営業が終わって、レジを締める。客数は悪くない。でも「これだけ入ってこの利益?」と思う瞬間がある。

その原因、セット構成の設計にあることが多いです。値上げの前に、やれることがあります。

先に結論

  • ランチの原価率が高いときは、値上げより先にセット構成を直す
  • 主菜・副菜・ドリンクの組み方を変えるだけで原価率は3〜5ポイント動く
  • 売上上位3セットだけ見直せば、効果は十分出る

原価率が高くなる3つの原因

1. 主菜と副菜が同時に高原価 主菜だけでなく副菜や汁物まで高原価だと、セット全体が重くなります。

2. 値引き後の実売上で計算していない クーポンやタイム割引があるなら、表示価格ではなく実売上で原価率を出さないとズレます。

3. 付け合わせの原価が更新されていない 米・油・調味料の値上がり分が反映されていないケース。2025年は米価格だけで60kgあたり36,075円まで上がっています。

計算してみる

ランチセット1食:

  • 表示売価: 980円 / 値引き: 80円
  • 食材原価(主菜+副菜+汁物+米): 430円
実売上 = 980 − 80 = 900円
原価率 = 430 ÷ 900 = 47.8%
粗利 = 900 − 430 = 470円

原価率47.8%は、人件費と家賃を払う余裕がほとんどありません。

値上げ前にやる順番

  1. 副菜を差し替える ── 高原価の副菜を低原価の代替品に
  2. 米・汁物の分量を統一する ── スタッフごとのブレをなくす
  3. ドリンクは単品追加に寄せる ── セットに含めず、追加注文で粗利を取る
  4. 価格は最後に小幅調整 ── 構成見直しで足りない分だけ
  5. 14日で販売数と粗利を比較する

今週やること

  • 売上上位3ランチの1食原価を更新する
  • 値引き後の実売上で原価率を再計算する
  • 副菜1品を低原価の代替案に変えてみる
  • 14日後の比較日を決める

KitchenCostなら、セットメニューの1食原価をレシピ単位で管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

ランチセットの原価率が高いと、すぐ値上げすべきですか?

値上げは最終手段です。副菜の差し替え、米・汁物の分量統一、ドリンク追加の導線設計を先にやると、価格を変えずに原価率を3〜5ポイント下げられることがあります。

まずどの数字を見ればいいですか?

1食原価、1食粗利、販売数の3つです。クーポンやタイム割引がある場合は、値引き後の実売上で計算してください。

セットメニューは利益が出にくいですか?

構成次第です。主菜と副菜が両方高原価だとセット全体が重くなりますが、低原価の副菜やドリンクを組み合わせれば十分利益は出せます。

忙しくて管理が続きません。どうしたらいいですか?

売上上位3セットだけ週1回更新する運用から始めてください。全セットを一気に見直すと止まります。

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