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飲食店の売れ残りを翌日に持ち越すときの原価計算(2026): 廃棄か販売かの判断基準

『売れ残りを翌日に回していいのか迷う』小さな飲食店向け。持ち越し時の原価計算と、廃棄判断の基準をやさしく解説します。

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目次

「今日の売れ残り、明日も出していいのかな。」 この判断を感覚でやると、利益も品質もぶれやすくなります。

先に3行

  • 売れ残り管理は「もったいない」より、数字で判断する方が安全です。
  • 翌日販売では、追加コストを足した原価で見る必要があります。
  • 持ち越し率と翌日販売率を記録するだけで、仕込み精度は上がります。

むずかしい言葉を先に

  • 持ち越し率: その日に作った量のうち、翌日に回した割合。
  • 翌日販売率: 持ち越した分のうち、翌日に売れた割合。
  • 翌日原価: 元の原価に、再加熱・再包装・ロスを加えた原価。

いま、なぜこのテーマが重要か(2026-02-17確認)

  • Google候補で 飲食店 売れ残り 翌日 原価飲食店 作り置き 原価 が出ます。
  • 飲食店 仕込み量 適正 も検索され、仕込み過多の悩みが続いています。
  • Yahoo!知恵袋では 飲食店 仕込み 量 検索で 約241件 のQ&Aが表示されます(2025年・2026年の質問あり)。
  • 飲食店 作り置き 売れ残り 検索でも2022年以降の質問が確認できます。
  • 帝国データバンク公表では、2025年の飲食店倒産は 900件(過去最多)
  • 同調査で、飲食店の価格転嫁率は 32.3%(全業種平均 39.4%)。
  • 2025年の飲食料品値上げは 2万609品目、最低賃金は 1,121円まで上昇。

食材高と人件費高の時期は、 売れ残り対応のミスがそのまま利益圧迫につながります。

持ち越し判断でよくある3つのミス

1. 元の原価のまま計算している

翌日に回すと、 再加熱や再包装の手間が増えます。

この追加分を入れないと、 利益を高く見積もってしまいます。

2. 売れる前提で仕込みを固定している

平日と週末で客数が違うのに、 同じ仕込み量を続けるとロスが積み上がります。

3. 品質リスクを数字に入れていない

翌日販売でクレームが増えると、 返金や作り直しコストで逆に損することがあります。

5分でできる計算

前提(1食分):

  • 当日原価: 320円
  • 翌日対応コスト(再加熱・再包装): 28円
  • 品質ロス見込み: 22円
翌日原価 = 320 + 28 + 22 = 370円

翌日売価が420円なら、

1食粗利 = 420 - 370 = 50円

この50円が小さすぎるなら、 持ち越しより当日値引き販売や仕込み削減の方が有利です。

判断を速くする3ステップ

  1. 売れ残りを「持ち越し可能 / 不可」に分ける
  2. 可能品は翌日原価を出す
  3. 翌日粗利が基準未満なら、翌日販売しない

ここで基準を先に決めておくと、 現場判断がぶれません。

今日やること

  • 売れ筋3品の翌日原価を出す
  • 持ち越し率と翌日販売率を記録する
  • 翌日粗利の最低基準を決める
  • 基準未満品は仕込み量を下げる
  • 14日後にロス額を再確認する

まとめ

売れ残り対応は、 「捨てるか、出すか」の感覚勝負にしないことが大事です。

翌日原価を出して判断する。 この一手で、利益も品質も守りやすくなります。

参考リンク(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

売れ残りは翌日販売しても大丈夫ですか?

衛生基準を満たす前提で、持ち越し後の原価と販売見込みを確認して判断するのが安全です。

持ち越し時の原価はどう計算すればいいですか?

再加熱・再包装・廃棄ロスを足した『翌日原価』で計算すると実態に近づきます。

捨てる方が得なケースはありますか?

翌日販売で回収できる粗利より、品質リスクや追加コストが大きいなら廃棄が合理的です。

忙しい現場で続けるコツは?

売れ筋3品だけ、持ち越し率と翌日販売率を週1回記録する方法が続けやすいです。

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