月末になると、レシートと納品書がたまって、 「棚卸しは来月まとめてやろう」と後回しになる。 小さな店だと、本当に起きやすいです。
先に3行
- 棚卸しは、会計のためだけでなく「原価がズレた理由」を見つける作業です。
- 無料テンプレートでも、項目をしぼれば月末30分で回せます。
- まずは全食材ではなく、売上上位メニューに使う食材から始めれば十分です。
むずかしい言葉を先に
- 棚卸し: 月末時点で、店に残っている在庫を数えて金額にすること。
- 売上原価: 売った商品に実際にかかった原価。
期首在庫 + 当期仕入 - 期末在庫で出します。
いま現場で増えている検索(2026-02-17確認)
Googleの検索候補では、次の語が並んでいます。
飲食店 棚卸表テンプレート 無料飲食店 棚卸し表棚卸 飲食店 テンプレ
つまり、いま知りたいのは理論より「すぐ使える表」です。
いま押さえておきたい数字
- 国税庁の令和7年分(2025年分)確定申告受付は 2026-02-16 〜 2026-03-16。
- 帝国データバンク公表では、2025年の食品値上げは 20,609品目。
仕入れ価格が動く回数が増えているので、 年1回の棚卸しだけでは、原価のズレに気づくのが遅れます。
無料で使える棚卸表テンプレート(最小版)
下の6項目だけでスタートしてください。
| 項目 | 入れる内容 | 例 |
|---|---|---|
| 食材名 | 在庫を数える単位を固定 | 鶏もも肉 |
| 単位 | kg / g / L / ml / 個 | kg |
| 月末在庫数量 | 月末時点の実数 | 3.2 |
| 単価 | 直近仕入れ単価 | 1,280円/kg |
| 在庫金額 | 数量 × 単価 | 4,096円 |
| メモ | 使い切り・廃棄予定など | 2日以内使用 |
最初はこれ以上増やさないほうが続きます。
30分ルーティン(小さな店向け)
1. 10分: 上位食材だけ先に数える
- 売上上位メニューで使う食材5〜10点を先に棚卸し
- ここだけでも、原価のズレはだいぶ見えます
2. 10分: 単価を最新にそろえる
- 納品書から最新単価へ更新
- 税込/税抜のどちらで管理するかを固定
3. 10分: 売上原価を1回計算する
売上原価 = 期首在庫 + 当期仕入 - 期末在庫
この1回で、 「仕入れが増えたのか」「在庫が残りすぎたのか」が切り分けできます。
5分試算(実例)
- 期首在庫: 180,000円
- 当期仕入: 1,120,000円
- 期末在庫: 240,000円
売上原価 = 180,000 + 1,120,000 - 240,000
= 1,060,000円
前月より高ければ、
- 単価上昇
- 廃棄増加
- 在庫過多 のどれかを先に疑えます。
コミュニティでよく出る悩み
Yahoo知恵袋でも、 「棚卸しをどう続けるか」「どこまで細かくやるか」の質問が繰り返し出ています。
共通点は、 最初から完璧に作ろうとして止まることです。
今日やること
- 棚卸表を6項目で作る
- 売上上位食材5点だけ数える
- 今月の売上原価を1回出す
- 来月の棚卸し日を先にカレンダー固定する
まとめ
棚卸しは、会計の締め作業というより、 「来月の値付けを間違えないための準備」です。
まずは30分、上位食材だけ。 そこからで十分回り始めます。
参考リンク(確認日: 2026-02-17)
- https://suggestqueries.google.com/complete/search?client=chrome&hl=ja&q=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E6%A3%9A%E5%8D%B8%E3%81%97%20%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
- https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm
- https://www.tdb.co.jp/report/economic/20251226-neage25y12/
- https://chiebukuro.yahoo.co.jp/search?p=%E9%A3%B2%E9%A3%9F%E5%BA%97%20%E6%A3%9A%E5%8D%B8%E3%81%97