「在庫管理が大事なのはわかるけど、続かない」 この悩み、すごく多いです。
だから最初は、 複雑な管理表ではなく3列だけで十分です。
先に結論
- 在庫管理は、項目を増やすより継続を優先します
在庫量・発注量・廃棄量の3列で、原価のズレはかなり減らせます- 売上上位3〜5商品だけ先に回すと、負担が小さく成果が出やすいです
2026年にこの管理が重要な理由
- 帝国データバンク: 2025年の飲食店倒産は900件(過去最多)
- 帝国データバンク: 2026年2月の食品値上げは674品目、平均16%
- 厚生労働省: 令和7年度最低賃金の答申ベース全国加重平均は1,121円
食材単価が上がる時期ほど、 在庫の小さなミスがそのまま利益に響きます。
先に言葉をかんたん整理
在庫量: いま手元にある量発注量: 次に仕入れる量廃棄量: 使い切れず捨てた量
この3つがそろうと、 原価がずれる理由を説明できるようになります。
計算はこの2つだけ
発注目安量 = (次週の使用見込み + 安全在庫) - 現在庫
廃棄ロス額 = 廃棄量 × 仕入単価
安全在庫 は、
欠品を防ぐために最低限残しておく量です。
かんたん例
- 次週の使用見込み: 18kg
- 安全在庫: 4kg
- 現在庫: 6kg
- 廃棄量: 1.5kg
- 仕入単価: 1kgあたり1,000円
発注目安量 = (18 + 4) - 6 = 16kg
廃棄ロス額 = 1.5 × 1,000 = 1,500円
この1,500円を週ごとに記録すると、 どの商品でロスが出ているかが見えるようになります。
よくある失敗
1) 在庫量だけ記録して終わる
発注量と廃棄量がないと、原因まで追えません。
2) すべての商品を一度に管理する
途中で止まりやすいです。まず上位商品に絞ります。
3) 記録する人が毎回変わる
担当と記録タイミングを固定すると、数字の精度が上がります。
今週やること
- 売上上位3〜5商品の食材を決める
- 在庫量・発注量・廃棄量の3列を作る
- 週1回、同じ曜日に記録する
- 廃棄ロス額を計算する
- 翌週の発注目安量を更新する
まとめ
在庫管理は、最初から完璧に作る必要はありません。
3列だけでも、 原価のズレとムダ発注は十分減らせます。 まず1週間、同じ形で記録してみてください。