無料アプリを入れても、 1か月後に誰も触っていない。 この失敗、実は珍しくありません。
原因はだいたい同じで、 選ぶ基準が「機能の多さ」になっているからです。
先に3行
- 無料版を選ぶ基準は「更新の速さ」「ミスの少なさ」「共有しやすさ」の3つだけ。
- まず7日並走して、数字で続ける価値を判断します。
- 使いこなすより先に、毎日回る運用を作るのが先です。
2026年に“速く更新できる仕組み”が必要な理由
経済産業省の2025年11月調査では、価格転嫁率は 53.5%。 上がったコストを全部は売価に反映できていません。
さらに、厚生労働省の令和7年度最低賃金は全国加重平均 1,121円。 更新作業に時間がかかるほど、人件費の負担も増えます。
つまり、原価管理は 「正確さ」だけでなく「更新速度」も利益の条件です。
コミュニティで長く続く悩み
Yahoo!知恵袋では、
飲食店 原価計算 エクセル の相談が長年続いています。
2006年、2008年、2012年、2014年の質問でも、 「やり方がわからない」「テンプレがほしい」が繰り返し出ています。
ツールが増えても、つまずく場所は変わっていません。
むずかしい言葉メモ
- 並走: いまの方法(エクセル)を止めず、別の方法を同時に試すこと。
- 差分: 2つの数字のズレ。
無料アプリ選びはこの3項目だけ
- 更新時間
- 入力ミス率
- 共有のしやすさ
1) 更新時間
1日の更新時間(分)を記録
ここが減らないなら、導入効果は薄いです。
2) 入力ミス率
ミス率 = ミス件数 ÷ 更新件数
単位ミス(gとkg)や、参照先ズレが減るかを見ます。
3) 共有のしやすさ
店主しか触れない仕組みは、休みの日に止まります。 「誰でも同じ手順で更新できるか」を確認してください。
7日テスト手順(この順で十分)
- 上位5メニューだけ対象にする
- 7日間、エクセルとアプリを並走する
- 毎日「時間」「ミス件数」を記録する
- 7日目に合計を比較する
判定ライン(目安)
- 更新時間が20%以上短縮
- ミス件数が半分以下
この2つを満たせば、無料版の継続価値は高いです。
今日やること
- 上位5メニューの原価表を抽出
- 7日記録シートを作成
- エクセルと無料アプリを並走開始
- 7日目に継続/見直しを決める
まとめ
無料アプリ選びで失敗しないコツは、 「どれが高機能か」ではなく「どれが毎日回るか」です。
まず7日。 短く試して、数字で決めるのがいちばん安全です。