「無料なら、とりあえず入れてみる」。 この判断自体は間違いではありません。
問題は、 入れたあとに運用が続くかどうかを見ないまま本番移行してしまうことです。
先に結論
- 無料版は“試す価値”があります。
- ただし判断基準は機能数ではなく、更新時間とミス件数です。
- 7日間の並走テストで、移行可否はほぼ決められます。
2026年に比較が必要な理由
帝国データバンクの公表では、2025年の食品値上げは2万609品目でした。 同時に、最低賃金は全国加重平均で1,121円です。
原価表の更新頻度が上がる環境では、 管理方法の差がそのまま利益差になります。
比較はこの5項目だけでいい
- 食材単価更新にかかる時間
- 単位変換ミスの発生件数
- 半製品(ソース・仕込み)の再計算しやすさ
- 複数スタッフ編集時の整合性
- 変更履歴の追跡性
7日間テストの進め方
Day 1: 対象を絞る
- 上位10食材
- 売上上位10メニュー
全量移行しないことが、最初の成功条件です。
Day 2-6: 並走運用
- エクセルを止めない
- 無料アプリにも同じ更新を入れる
毎日、次の2つを記録します。
更新時間(分)
ミス件数(単位/参照/更新漏れ)
Day 7: 判定
月間削減時間 = (エクセル時間 - アプリ時間) × 4
- 月4時間以上削減できる
- ミス件数が半減する
この2条件を満たせば、移行価値は高いです。
無料版のまま続ける境界線
次が出たら、有料プランか運用再設計を検討してください。
- 複数人編集で上書き衝突が増える
- 監査用の履歴が追えない
- メニュー改定時の反映遅延が頻発する
今週やるチェックリスト
- 上位10食材・10メニューだけテスト対象にする
- 7日間、エクセルと並走する
- 日次で更新時間とミス件数を記録する
- Day7に月間削減時間を算出する
- 無料継続か移行かを条件で決める