正直に言うと、原価計算アプリを入れてもすぐ放置する店は多いです。 でもそれは意志の問題ではなく、始め方の問題かもしれません。
先に結論
- 無料運用は十分可能。最初は上位5品だけで始める
- 成功のポイントは機能の多さではなく更新ルール
- 週1回10分を固定すると、止まりにくい
なぜ2026年に原価管理が必須なのか
- 2025年の飲食店倒産: 1,002件(過去最多)
- 食品値上げ: 2025年で20,609品目、2026年2月も674品目
- 最低賃金: 全国加重平均1,121円
価格が動き続ける中で、「入れたけど更新しない」が一番危ないパターンです。 だからこそ、続く始め方が大事。
無料アプリの正しい始め方
ステップ1: 売上上位5品を決める
全メニューを入れようとしないでください。まずは5品だけ。
ステップ2: その5品の食材だけ入れる
レシピに使う食材を登録します。調味料も忘れずに。
ステップ3: 仕入れ上位10食材を登録する
単価が動きやすいものを中心に。
ステップ4: 毎週同じ曜日に更新する
火曜か水曜がおすすめ。仕込み前にやると、その週の仕入れにも反映できます。
使う式
1品原価 = 食材原価の合計
原価率 = 1品原価 ÷ 税抜売価 × 100
粗利額 = 税抜売価 - 1品原価
- 原価率: 売価に対して材料費が何%か
- 粗利額: 1品売って手元に残る金額
原価率だけでなく粗利額も見てください。 「原価率は30%で合格だけど、粗利は200円しかない」という商品は要注意です。
失敗しやすい3パターン
- 最初に全メニュー登録する → 登録作業だけで疲れて、更新に入る前に放置
- 更新日を決めない → 「いつかやろう」のまま月が過ぎる
- 原価率だけ見て粗利額を見ない → 本当に儲かっているかが分からない
今週やること
- 売上上位5品を決める
- その5品のレシピと食材を登録する
- 週次更新の曜日を決める
- 1週間後に原価率と粗利額を確認する
無料アプリは「無料だからダメ」ではありません。 回るルールを先に作れば、無料でも十分戦えます。
KitchenCostは無料で始められます。5品だけ登録して、今週から週次運用を回してみてください。