ブログ

飲食店の損益分岐点から必要客数を逆算する方法(2026): 週次で赤字を止める

損益分岐点を出して終わりにしない。小さな飲食店向けに、必要客数まで逆算して今週の営業目標に落とす手順をやさしく解説。

公開 2026年2月17日
飲食店 損益分岐点 計算損益分岐点 計算式必要客数飲食店 売上目標日本
目次

「今週、何人来れば赤字を止められるか」
ここまで言える店は、改善が早いです。

Googleでは 飲食店 損益分岐点 計算式計算方法 がよく検索されます。
数字を知りたいだけでなく、現場で使いたいという意図です。

先に結論

  • 損益分岐点は「売上」だけで見ない
  • 必要客数まで逆算すると現場で使える
  • 週次管理に落とすと、修正が早くなる

まず基本式

損益分岐点売上 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)
必要客数 = 損益分岐点売上 ÷ 客単価

用語をやさしく

  • 固定費: 家賃や基本給など、売上ゼロでも出る費用
  • 変動費率: 売上に比例して増える費用の割合

すぐ使える例

前提:

  • 月固定費: 1,000,000円
  • 変動費率: 55%
  • 客単価: 1,250円
損益分岐点売上 = 1,000,000 ÷ (1 - 0.55)
               = 2,222,222円
必要客数 = 2,222,222 ÷ 1,250
        = 1,778人/月

これを4週で割ると、週の目標客数が見えます。

週の目標客数 = 1,778 ÷ 4 = 約445人

現場での使い方

1) 平日/週末を分ける

客単価が違うなら、同じ目標で追わない方がいいです。

2) 目標未達の原因を1つだけ選ぶ

  • 客数不足
  • 客単価不足
  • 変動費率悪化

同時に全部直すと続きません。

3) 翌週の打ち手を1つだけ実施

小さな修正を毎週回す方が強いです。

2026年に重要な理由

飲食店の価格転嫁率は32.3%で、全業種平均39.4%を下回ります。
2025年の飲食店倒産は900件でした。
「売上はあるのに残らない」状態を防ぐには、客数ベースの管理が必要です。

今週やること

  • 損益分岐点売上を出す
  • 客単価で必要客数を逆算
  • 週目標へ分解
  • 平日/週末で差があるか確認
  • 次週の修正を1つ決める

まとめ

損益分岐点は、計算して終わりではありません。
必要客数まで落とし込んで、週次で見る。
これだけで、経営の打ち手が具体的になります。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

損益分岐点は分かったのに、現場で使えません。

売上金額のままだと動きづらいので、客単価で割って必要客数へ落とすと使いやすくなります。

必要客数はどう計算しますか?

必要客数 = 損益分岐点売上 ÷ 客単価 です。まず週単位で確認してください。

客単価が日によって違う場合は?

平日と週末で分けて計算すると、目標の精度が上がります。

数字が厳しすぎるときは何を直しますか?

客数だけ増やすより、低粗利メニューの見直しと客単価改善を先に行う方が効果的です。

今すぐ原価を計算してみましょう

材料単価を入力するだけで、レシピ原価・利益率・販売価格を自動計算します。