「今週、何人来れば赤字を止められるか」
ここまで言える店は、改善が早いです。
Googleでは 飲食店 損益分岐点 計算式、計算方法 がよく検索されます。
数字を知りたいだけでなく、現場で使いたいという意図です。
先に結論
- 損益分岐点は「売上」だけで見ない
- 必要客数まで逆算すると現場で使える
- 週次管理に落とすと、修正が早くなる
まず基本式
損益分岐点売上 = 固定費 ÷ (1 - 変動費率)
必要客数 = 損益分岐点売上 ÷ 客単価
用語をやさしく
- 固定費: 家賃や基本給など、売上ゼロでも出る費用
- 変動費率: 売上に比例して増える費用の割合
すぐ使える例
前提:
- 月固定費: 1,000,000円
- 変動費率: 55%
- 客単価: 1,250円
損益分岐点売上 = 1,000,000 ÷ (1 - 0.55)
= 2,222,222円
必要客数 = 2,222,222 ÷ 1,250
= 1,778人/月
これを4週で割ると、週の目標客数が見えます。
週の目標客数 = 1,778 ÷ 4 = 約445人
現場での使い方
1) 平日/週末を分ける
客単価が違うなら、同じ目標で追わない方がいいです。
2) 目標未達の原因を1つだけ選ぶ
- 客数不足
- 客単価不足
- 変動費率悪化
同時に全部直すと続きません。
3) 翌週の打ち手を1つだけ実施
小さな修正を毎週回す方が強いです。
2026年に重要な理由
飲食店の価格転嫁率は32.3%で、全業種平均39.4%を下回ります。
2025年の飲食店倒産は900件でした。
「売上はあるのに残らない」状態を防ぐには、客数ベースの管理が必要です。
今週やること
- 損益分岐点売上を出す
- 客単価で必要客数を逆算
- 週目標へ分解
- 平日/週末で差があるか確認
- 次週の修正を1つ決める
まとめ
損益分岐点は、計算して終わりではありません。
必要客数まで落とし込んで、週次で見る。
これだけで、経営の打ち手が具体的になります。