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定休日を増やすと損する?──「1日損益」で見れば答えは出る

休みを増やしたいけど売上が減るのが怖い。その判断は売上ではなく利益で見るべきです。候補日の1日損益を計算すれば、隔週テストから安全に始められます。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年2月18日
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目次

週7日営業。体はボロボロ。でも休みを増やしたら売上が落ちるかもしれない。

個人店のオーナーさんなら、一度はこの葛藤を経験しているのではないでしょうか。

結論から言うと、売上ではなく利益で判断してください。売上が下がっても利益が改善するケースは、思っている以上に多いです。

先に結論

  • 定休日を増やすかどうかは、売上ではなく1日の利益で判断する
  • 候補日の1日損益を計算すれば、答えはかなり明確になる
  • いきなり毎週ではなく、隔週テストから始めるのが安全

いま休み設計が重要な理由

最低賃金は全国加重平均1,121円(厚生労働省)。2025年の飲食店倒産は1,002件で過去最多(帝国データバンク)。

人件費が上がっている中、低採算の日に無理して営業を続けると、疲労ばかりたまって利益は出ません。

1日損益で判断する

営業日の1日利益 = 1日粗利 − (その日の追加人件費 + 光熱費 + 雑費)

この数字がゼロに近い、またはマイナスなら、その日は休んだ方が得です。

具体例

  • 水曜の1日売上: 45,000円
  • 粗利率: 58%
  • 追加人件費: 18,000円
  • 光熱費・雑費: 5,000円
1日粗利 = 45,000 × 0.58 = 26,100円
1日利益 = 26,100 − (18,000 + 5,000) = 3,100円

1日利益が3,100円。週にすると確かに3,100円減りますが、その代わりに体を休められる。仕込みの質も上がる。翌日のパフォーマンスも良くなる。

トータルで見たとき、どちらが「得」でしょうか?

失敗しにくい進め方

1. まず隔週でテストする

いきなり毎週にすると、お客さんの来店パターンが崩れます。隔週なら反応を見ながら調整できます。

2. 休みは固定曜日にする

「今週は水曜休み、来週は木曜休み」だと覚えてもらえません。曜日を固定することで、お客さんの計画にも組み込んでもらえます。

3. 前後の日に来店導線を作る

「水曜お休みですが、火曜は○○デーです」のように、休日前後に来店理由を作ると売上の移動が起きやすくなります。

今週やること

  • 曜日別の1日利益を4週分で算出する
  • 利益が最も低い曜日を1つ選ぶ
  • 隔週で定休テストを開始する
  • 前後日の売上変化を確認する
  • 2週間後に本格導入するか判断する

まとめ

定休日を増やすかどうかは、根性の問題ではなく設計の問題です。

1日損益を出して、赤字日を休みにする判断から始めましょう。売上は少し減っても、利益と体力が残る経営の方が長く続きます。


KitchenCostでメニューごとの粗利を管理しておけば、曜日別の利益計算もスムーズにできます。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

定休日を増やすと必ず売上は下がりますか?

売上は下がることが多いです。でも利益が改善するケースは少なくありません。その日の人件費・光熱費の方が粗利より大きければ、休んだ方が得なんです。

判断に必要な数字は何ですか?

休む候補日の売上粗利と、その日に営業することで発生する人件費・光熱費。この2つを比べるだけです。

週1休みから週2休みにしても大丈夫ですか?

いきなり毎週ではなく、まず隔週でテストするのが安全です。客数と利益の変化を2週間見てから本格導入を決めましょう。

休みを増やすと常連離れしませんか?

固定曜日にする、2週間前に告知する、「水曜お休みですが火曜・木曜でお待ちしています」と代替案内する。この3つで影響はかなり抑えられます。

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