「売上は立っているのに、手元に現金がない」 売掛運用の店でよく起きる問題です。
Yahoo!知恵袋でも、 売掛金回収の遅れに関する相談は継続して投稿されています。
先に結論
- 売掛回収は、請求管理より先に資金管理です
- 遅延日数を見える化すると、悪化前に打てます
- 取引先ごとに与信上限を決めると資金ショートを防ぎやすいです
2026年に回収管理が重要な理由
- 帝国データバンク: 2025年の飲食店倒産は900件(過去最多)
- 帝国データバンク: 価格転嫁率は39.4%(2025年7月、調査開始以来最低)
値上げで吸収しにくい時期は、 回収遅れがそのまま資金繰り悪化になります。
まずこの式
回収遅延額 = 期日超過の売掛残高合計
資金繰り圧迫度 = 回収遅延額 ÷ 月間固定支払額
圧迫度 が高いほど、
資金ショートのリスクが高い状態です。
かんたん例
- 回収遅延額: 48万円
- 月間固定支払額: 80万円
圧迫度 = 48 ÷ 80 = 0.60
0.60なら、 固定支払いの6割相当が詰まっている状態です。
よくある失敗
1) 月末にまとめて確認する
遅延発見が遅れます。週次確認が必要です。
2) 支払条件を口頭で済ませる
初回取引でトラブルが起きやすいです。
3) 1社あたり上限を決めていない
気づいたら特定先に偏り、回収不能リスクが上がります。
今週やること
- 請求日・期日・入金日を一覧化
- 遅延日数を取引先別で可視化
- 回収遅延額と圧迫度を算出
- 与信上限を設定
- 2週間後に遅延件数を再確認
まとめ
売掛回収の遅れは、 売上問題ではなく資金問題です。
まずは遅延額を見える化してください。 それだけで先手の対策が打てるようになります。