ブログ

値上げ、告知しないとどうなる? リスクと今日から使える短文テンプレ

「黙って上げたほうが角が立たない」と思っていませんか? 告知しないリスクと、3チャネルでそのまま使える例文をまとめました。

更新 2026年2月18日
飲食店 値上げ 告知飲食店 値上げ 告知 しない値上げ 例文客離れ 対策原価管理
目次

お客さんは増えた。でも利益は減った。 「値上げしなきゃ」とは分かっている。でも告知が怖い。

「黙って上げたほうが角が立たないんじゃないか?」 ——この相談、いまかなり多いです。

でも結論から言うと、告知しない運用は、あとで大きく揉めやすい

先に結論

  • 値上げは「する/しない」よりどう伝えるかで結果が変わる
  • 告知文は長文より「開始日・対象・理由」の3点で十分
  • 改定前に上位メニューだけでも原価を再計算してから出すのが安全

なぜ迷う店が増えているのか

Googleで 飲食店 値上げ 告知 しない と検索する人が増えています。 それだけ、店側が「告知の出し方」で止まっている状態です。

背景にはコスト圧力があります。

  • 2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)
  • 価格転嫁率は飲食業で32.3%。コスト増の7割近くを店が吸収
  • 飲食店ドットコムの調査では「目標原価率より高い」と答えた店が62.1%

「上げるしかない、でも言い出せない」が現場の本音でしょう。

告知しないと起きやすい3つのこと

  1. 会計時の不信感 ── メニューを見ずに注文した常連が、金額で初めて気づく
  2. スタッフの疲弊 ── 「なんで高くなったの?」に毎回その場で答える負荷
  3. 口コミに残る ── 「説明なしで上がった」が半永久的にネット上に残る

どれも売上にじわじわ効いてきます。 1枚のPOPで防げることを、出さなかったばかりにダメージが長引く。

告知文はこの型でOK

[開始日]より、[対象商品]の価格を改定いたします。
原材料費・人件費などの上昇に対応し、品質維持のための改定です。

難しい言い回しは不要です。 これを3チャネルで同じ文面にするだけ。

チャネル別 そのまま使える例文

店内(A4掲示)

「2026年3月1日より、一部メニューの価格を改定いたします。品質維持のため、ご理解のほどお願いいたします。」

SNS

「【価格改定のお知らせ】3/1より一部商品の価格を見直します。理由は原材料費・人件費上昇への対応です。」

デリバリー商品説明

「2026/3/1から価格改定を実施します。対象商品は注文画面にてご確認ください。」

今日やること

  • 売上上位10商品の原価を再計算する
  • 改定対象を「据え置き/微調整/改定」の3つに分ける
  • 告知文を3チャネルで同じ文面に統一する
  • 改定後14日で客数・客単価・粗利を確認する日を決める

値上げは勇気がいります。でも「黙って上げる」ほうが、あとの対応コストは高くつきます。 3行の告知文を1枚貼る。それだけで現場のストレスはかなり減りますよ。

関連ガイド


改定対象を決めるとき、KitchenCostで上位メニューの原価率を出しておくと判断が早いです。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

値上げは告知しない方がトラブルが少ないですか?

短期的には静かに見えますが、会計時に気づいたお客さんの不信感が口コミに残ります。7日前に短く告知するほうがずっと安全です。

告知文は長く説明すべきですか?

長文は読まれません。開始日・対象・理由の3点だけ、3行以内で十分です。

どのチャネルで告知すべきですか?

店内掲示、SNS、デリバリーアプリの3つ。同じ文面でそろえるのがポイントです。

まず何から始めればいいですか?

上位メニューの原価再計算が先。改定対象を決めてから告知文を出す、この順番が失敗しにくいです。

今すぐ原価を計算してみましょう

材料単価を入力するだけで、レシピ原価・利益率・販売価格を自動計算します。