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ワンオペ飲食店でも続く原価管理──週10分、3つの数字だけ

「一人で回してるから原価管理まで手が回らない」。分かります。でも全部やる必要はありません。上位食材10・上位メニュー5に絞れば、週10分で回せます。

更新 2026年2月18日
ワンオペ 飲食店原価管理飲食店 原価計算小規模店舗週次運用
目次

「売上はあるのに、なぜか手元にお金が残らない」

ワンオペ店のオーナーさんから、何度聞いたか分かりません。仕込みも接客も会計も全部自分。原価管理なんて後回しになるのは当然です。

でも、全部やろうとするから続かないだけかもしれません。

まず結論

  • ワンオペで「全商品管理」は無理。やろうとすると3日で止まる
  • 上位食材10、上位メニュー5だけに絞れば週10分で回せる
  • 週10分でも、赤字の早期発見には十分

いまワンオペ店が厳しい理由

2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)。最低賃金は全国加重平均1,121円(厚生労働省)に上がりました。

コストが動く頻度がとにかく高い。「去年決めた価格」をそのまま使っていると、気づかないうちに利益が削られていきます。

使う式は3つだけ

可食単価 = 仕入金額 ÷ 可食量
1品原価 = 可食単価 × 使用量
原価率 = 1品原価 ÷ 税抜売価 × 100

これだけです。まずは主力商品だけで十分。

週10分のルーティン

  • 月曜(5分): 仕入れ上位10食材の単価を確認。先週と比べて上がったものにチェック
  • 木曜(3分): 売上上位5メニューの原価率を確認。悪化しているものがないか
  • 日曜(2分): 悪化した商品を1つだけ修正する

ポイントは「1つだけ修正」のところです。全部直そうとすると、結局何も直せずに翌週になります。

よくある失敗

いきなり全商品を計算しようとする。ワンオペなのに50品目の原価率を出そうとして、3日目で挫折。よくある話ですね。

単位(kg/g)をそろえない。キロ単価とグラム単価が混在すると計算がズレます。どちらかに統一しましょう。

更新日を記録しない。いつ時点の数字なのか分からなくなると、管理している意味がなくなります。

今日やること

  • 仕入れ上位10食材をリストアップする
  • 売上上位5メニューを決める
  • 今週の更新日をカレンダーに入れる
  • まず1商品だけ原価率を計算してみる

関連ガイド


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参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

ワンオペでも原価管理は必要ですか?

むしろ必要です。1人で回していると、仕入れ値が上がっていても気づきにくい。月末に通帳を見て初めて「あれ?」となるパターンが多いんです。

毎日管理しないとダメですか?

週1回で十分です。仕入れ上位10食材と売上上位5メニューだけに絞れば、10分で終わります。

まず何を記録すればいいですか?

仕入れ上位10食材の単価と、売上上位5メニューの原価率。この2つだけで十分スタートできます。

数字が苦手でもできますか?

できます。使う計算式は3つだけ。可食単価、1品原価、原価率。電卓かスマホアプリがあれば10分で回せます。

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