ブログ

キッチンカーの原価率、「平均」はあてにならない──出店料込みの実質原価率で判断する

キッチンカーの原価率平均を調べても判断できない。食材費だけでなく出店料・包材・人件費まで入れた実質原価率を出せば、自店の安全ラインが見えます。

公開 2026年2月17日
·
更新 2026年2月18日
キッチンカー 原価率 平均キッチンカー 原価計算移動販売 価格設定出店料 計算日本
目次

「キッチンカーの原価率って、平均何%?」

この質問、検索でもコミュニティでもよく見かけます。でも結論から言うと、平均値だけでは判断できません。出店料が入ると、食材費30%の商品が実質66%になることもある。

先に結論

  • キッチンカーは出店料で原価率が大きく変わる
  • 食材費だけでなく、包材・出店料・人件費・手数料まで入れて見る
  • 「平均」より「自店の安全ライン」を1本作るのが先

実質原価率の計算式

実質原価率(%) = (食材費 + 包材費 + 出店料配分 + 人件費 + 決済手数料 + 燃料) ÷ 売価 × 100

出店料配分 = 1日の出店料 ÷ 当日販売数

計算してみる

売価850円のメニュー:

  • 食材費260円 / 包材費70円
  • 出店料12,000円÷120食=100円
  • 人件費90円 / 決済手数料26円 / 燃料20円
実質原価 = 260 + 70 + 100 + 90 + 26 + 20 = 566円
実質原価率 = 566 ÷ 850 = 66.6%

食材費だけなら30.6%。でも実際は66.6%。この差を知らないまま運営すると「売れてるのに残らない」が起きます。

自店基準の作り方

  1. 出店場所を2つに分ける(平日常設 / イベント)
  2. それぞれで実質原価率を計算する
  3. 「ここを超えたら要修正」の安全ラインを決める

今週やること

  • 主力3メニューの実質原価率を計算する
  • 平日とイベントで分けて比較する
  • 原価率が高い出店場所で1つだけ対策を打つ

KitchenCostなら、出店場所ごとのメニュー原価をかんたんに管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

キッチンカーの原価率、平均は何%ですか?

目安は30〜40%と言われますが、出店料と販売数で大きく変わります。食材費だけで30%でも、出店料や包材を入れると60%超えることもあるので、自店の実質原価率を出す方が確実です。

実質原価率って何ですか?

食材費だけでなく、包材・出店料・人件費・決済手数料・燃料まで入れた原価率です。実際に手元に残る利益に近い数字になります。

計算は難しいですか?

足し算と割り算だけです。出店料配分は1日の出店料を当日販売数で割るだけ。主力3メニューだけ計算すれば十分始められます。

平均より高かったらすぐ値上げですか?

すぐ値上げではなく、まず出店場所ごとに分けて確認します。赤字の場所だけ先に対策する方が効果的です。

今すぐ原価を計算してみましょう

材料単価を入力するだけで、レシピ原価・利益率・販売価格を自動計算します。