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喫茶店のモーニング、集客にはなるけど利益が残らない──1セットの原価を出してみる

モーニングは人が来る。でもなぜか利益が薄い。トースト・卵・ドリンクをセットで計算すれば、赤字ラインが見えます。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年2月18日
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目次

朝8時。モーニングの常連が座っていく。席は埋まっている。でも月末に通帳を見ると「朝の分、どこに消えた?」と思う。

喫茶店のモーニングは集客装置としては優秀です。ただ、1セットの原価を計算していない店が多い。

先に結論

  • モーニングは「安さ」ではなく「1セット原価」で設計する
  • トースト・卵・ドリンクの合計原価を出せば、赤字ラインが見える
  • 盛り付け量を固定するだけで、原価率は2〜3ポイント動く

1セットの原価を出す

1セット原価 = トースト + 卵 + サラダ + ドリンク材料 + 包材 + ロス分
セット原価率 = 1セット原価 ÷ セット価格 × 100

計算してみる

モーニングセット500円:

  • トースト70円 / 卵30円 / サラダ40円 / コーヒー材料35円 / 包材15円 / ロス10円
1セット原価 = 70 + 30 + 40 + 35 + 15 + 10 = 200円
原価率 = 200 ÷ 500 = 40.0%
粗利 = 300円

粗利300円。ここから人件費と家賃を払うと考えると、かなりタイト。1日30セットで粗利9,000円。

改善の順番

  1. 盛り付け量を固定する ── サラダやバターのスタッフごとのブレをなくす
  2. ドリンクサイズを見直す ── レギュラーサイズを小さめに設計する
  3. セット内容を調整する ── 高原価の食材を低原価の代替品に
  4. 価格は最後に小幅調整 ── 構成変更で足りない分だけ

今週やること

  • モーニングセットの1セット原価を計算する
  • 盛り付け量を写真付きで統一する
  • ドリンクの材料使用量を計測する
  • 2週間後に粗利を再確認する

KitchenCostなら、セットメニューの原価をレシピ単位で管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

モーニングは安くしないと集客できませんか?

安さだけで勝負すると利益が残りません。1セットの原価を先に出して、価格と内容のバランスを計算してから設定する方が安全です。

モーニング原価は何を入れて計算しますか?

トースト、卵、サラダ、ドリンク材料に加えて、包材費とロス分も入れてください。ロスを入れないと利益を高く見誤ります。

すぐにできる改善は何ですか?

盛り付け量の固定(スタッフごとのブレ防止)と、ドリンクサイズの見直しです。この2つだけで原価率が2〜3ポイント変わることがあります。

モーニングをやめるべきですか?

やめる判断は最後。まず1セット原価を出して、価格調整か構成変更で利益が取れるか計算してからです。

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