「唐揚げは売れているのに、利益が思ったほど残らない」
この原因で多いのが、揚げ油コストの見落としです。
検索でも 唐揚げ 原価計算 が出ています。
つまり、現場は“1個いくら残るか”を知りたい状態です。
先に結論
- 揚げ油コストは1個単位で入れる
- 交換ルールを固定しないと数字がぶれる
- 1週間の記録だけで改善ポイントが見える
用語をやさしく
油コスト は、
油の購入代金を揚げた個数に分けた金額です。
5分でできる計算式
1個あたり油コスト =
(期間中の油代合計)÷(期間中の揚げ個数)
これを唐揚げ1個原価に足します。
1個原価 = 鶏肉 + 衣 + 調味料 + 油コスト + 包材
原価率(%) = 1個原価 ÷ 売価 × 100
かんたん例(1週間)
前提:
- 油代合計 18,000円
- 揚げ個数 7,200個
1個あたり油コスト = 18,000 ÷ 7,200 = 2.5円
唐揚げ6個パックなら:
6個分油コスト = 2.5 × 6 = 15円
15円は小さく見えますが、
月間販売が6,000パックなら9万円です。
交換ルールでどれだけ差が出るか
同じ売上でも、交換頻度で原価は変わります。
例(イメージ)
- こまめに交換: 1個あたり油コスト 3.2円
- 交換ルール最適化後: 1個あたり油コスト 2.5円
差 = 0.7円/個
月40,000個なら 28,000円の差
小さな差でも、積み上がると大きいです。
2026年に見直しが必要な理由
- 最低賃金の全国加重平均は1,121円
- 飲食店の価格転嫁率は32.3%(全業種平均39.4%)
- 飲食店倒産は900件(2025年)
コスト上昇を価格へ乗せ切れない時期なので、
原価計算の精度が利益に直結します。
今日からの運用ルール
- 油代は週ごとに集計する
- 揚げ個数を同じ期間で記録する
- 1個あたり油コストを毎週更新する
- 6個/8個などパック別に反映する
これだけで、値付けの迷いが減ります。
今週やること
- 1週間の油代を集計
- 1週間の揚げ個数を記録
- 1個あたり油コストを計算
- 主要パックの原価率を再計算
- 一番薄い商品のみ先に調整
まとめ
唐揚げ店の原価計算は、
揚げ油を入れるだけで精度が大きく上がります。
まずは1週間だけ記録して、
1個あたり油コストを出してみてください。