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値上げしなくても客単価は上げられる──小さな飲食店の利益防衛3手

値上げが怖い。でも利益は守りたい。そんなときに先に試してほしい客単価アップの3つの方法。セット再設計、追加提案、導線の見直しで14日後に数字が変わります。

更新 2026年2月18日
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目次

お客さんは来てくれている。席も埋まっている。なのに月末の利益を見ると、去年より減っている。

こういうとき、真っ先に「値上げ」が頭に浮かびますよね。でも常連さんが離れるのが怖くて踏み切れない。その気持ち、よく分かります。

値上げの前に、もう一つ試せる手があります。

まず結論

  • 一律値上げの前に、客単価アップの仕組みを試してみる価値がある
  • ポイントは「追加されやすい組み合わせ」を作ること
  • 14日間で客単価と粗利を比較すれば、続けるか判断できる

値上げの前に客単価を見る理由

2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)。コストは確実に上がっています。

一方で、値上げに踏み切れない店が多いのも事実。「価格は据え置きで利益を守りたい」という気持ちは自然なものです。

だからこそ、まず客単価から手をつけるわけです。

値上げせずにやれる3つの手

1. セットの再設計

主力商品に高粗利のサイドを組み合わせます。たとえばカレー単品880円のお店なら、ミニサラダ+ドリンクのセットを1,180円で設計する。サイドの原価率が低ければ、セットの粗利は単品より高くなります。

2. 追加提案の固定化

「ご一緒にいかがですか?」の提案文を、全スタッフ(ワンオペなら自分自身)で統一します。毎回違うことを言うより、1つの提案を固定した方が提案率は上がるものです。

3. メニュー導線の見直し

メニュー表の配置を変えるだけで注文パターンが変わることがあります。高粗利の商品を視線が最初に行く位置に置く。写真を1つ追加する。小さな変更でも効果は出ます。

効果の測り方

客単価 = 売上 ÷ 客数

14日間の客単価を施策前と比べてみてください。

チェックポイントは3つ。

  • 客単価が上がったか
  • 粗利が上がったか
  • 客数が大きく落ちていないか

3つとも改善方向なら続行。客数だけ落ちているなら、提案の仕方を調整しましょう。

今日やること

  • 主力3商品のセット案を作る
  • 追加提案の一言を1つ決める
  • メニュー上の表示順を見直す
  • 14日後に客単価と粗利を確認する日をカレンダーに入れる

関連ガイド


KitchenCostでメニューごとの原価率を出しておくと、どのサイドをセットに組み合わせれば粗利が最大化するか、すぐに判断できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

値上げせずに客単価を上げることは可能ですか?

可能です。セットの再設計と追加提案の仕組みで、客単価100〜200円アップに成功している店は少なくありません。

まず何から始めればいいですか?

売上上位3商品の組み合わせを見直して、追加されやすいサイドメニューを1つ決めるところからです。

客単価アップは客離れにつながりませんか?

一律値上げよりは受け入れられやすいです。ただし押し売りにならない導線設計が大事。「ご一緒にいかがですか?」の一言を統一するだけでも違います。

効果はどれくらいで判断できますか?

14日間あれば一次判断が可能です。客単価と粗利の変化を見て、続けるか調整するか決めましょう。

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