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飲食店のロス率、計算していますか?──「なんとなく多い」を数字で止める方法

ロスが多い気はするけど数字で把握できていない。その状態が利益をじわじわ削っています。計算式は1つ、管理は週1回。上位食材から直せば効果はすぐ出ます。

更新 2026年2月18日
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目次

「もったいないな」と思いながら食材を捨てる瞬間。あの感覚は、飲食店をやっている人なら誰でも知っているでしょう。

でも「もったいない」を感覚で終わらせると、利益がじわじわ削れていきます。ロスを減らすには、まず数字で見ること。計算式は1つだけです。

まず結論

  • ロスは「量」ではなく「金額」で見るのが基本
  • 計算式は1つ、管理は週1回で十分
  • 金額上位の食材から直すと改善が早い

いまロス管理が重要な理由

2025年の食品値上げは20,609品目(帝国データバンク)。食材の単価が上がっているということは、同じ廃棄量でも損失額が大きくなっているということです。

去年まで許容できたロスが、今年は利益を圧迫しているかもしれません。

計算式

ロス率 = 廃棄原価 ÷ 仕入原価 × 100

具体例

  • 週の仕入原価: 300,000円
  • 廃棄原価: 12,000円
12,000 ÷ 300,000 × 100 = 4.0%

この4.0%を先週、先々週と比べてください。上がっているか下がっているかが分かれば、対策を打てます。

週次で回す3ステップ

1. 廃棄の理由を3つに分類する

  • 売れ残り: 仕込みすぎ、または需要予測のズレ
  • 仕込み過多: 同じ食材を複数メニューで使っていて余る
  • 品質劣化: 保存期間の管理ミス

2. 金額上位3食材を特定する

廃棄量が多い食材ではなく、廃棄金額が大きい食材から手をつけます。単価の高い肉や魚介が上位に来ることが多いです。

3. 来週は1つの原因だけ潰す

「全部直そう」とすると続きません。今週は「仕込み量の調整」、来週は「保存方法の見直し」というように、1週1テーマで進めましょう。

今日やること

  • 今週の廃棄原価を集計する
  • ロス率を計算する
  • 廃棄金額の上位3食材を特定する
  • 来週の改善テーマを1つ決める

関連ガイド


KitchenCostで各食材の原価を管理しておけば、廃棄がいくらの損失になっているか金額ですぐに分かります。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

ロス率はどう計算しますか?

ロス率=廃棄原価÷仕入原価×100。たとえば週の仕入れ30万円で廃棄が1.2万円なら、ロス率は4.0%です。

目安は何%ですか?

業態によって差がありますが、まずは自店の過去4週平均を出して、それより悪化していないかを見る方が実務的です。他店の数字はあくまで参考程度に。

どの食材から改善すべきですか?

金額が大きい上位3食材からです。廃棄量が多くても単価が安ければ影響は小さい。金額ベースで見ると優先順位がはっきりします。

月次管理だけではだめですか?

食材価格の変動が激しい時期は、月次だと対応が遅れます。週次で見ておけば、悪化の初期に手を打てます。

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