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「原価率30%なら大丈夫」は本当か?──自店に合う数字の作り方

原価率30%を守っているのに利益が出ない。それ、業態に合っていないかもしれません。原価率と粗利額を両方見て、自店の正解を作る方法を紹介します。

更新 2026年2月18日
原価率 30飲食店 原価率粗利価格設定2026
目次

「原価率は30%に収まっている。なのに、月末の通帳を見るとため息が出る。」

開業セミナーでも税理士からも「30%を守りましょう」と言われる。だから安心していた。でも実は、その30%があなたの店に合っている保証はどこにもありません。

先に結論

  • 原価率30%は全業態の平均値。カフェなら24%、焼肉店なら40%超が現実
  • **原価”率”より原価”額”**の方が大事
  • 自店に合う目標値を、上位5品の数字から作る

同じ30%でもこれだけ違う

800円のラーメン → 原価240円、粗利560円
1,200円のラーメン → 原価360円、粗利840円
差額 = 280円/杯

原価率は同じ30%。でも1杯あたりの粗利が280円も違う。割合だけ見ていると、この差に気づけません。

見直し手順

  1. 売上上位5品の原価率と粗利額を並べる
  2. 粗利が薄い商品から優先して調整する
  3. 2週間だけ販売数と粗利を追跡する
  4. 自店の「目標粗利額」を設定する

今週やること

  • 上位5品の原価率と粗利額を計算する
  • 粗利が薄い商品を2品特定する
  • 価格・量・構成のいずれかで1品だけ調整する
  • 2週間後に比較する

KitchenCostなら、原価率と粗利額を同時に確認できます。「30%」の数字に頼らず、自店の正解を見つけてください。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

原価率30%は間違いですか?

間違いではないですが、全業態の平均値にすぎません。カフェなら24%、焼肉店なら40%超が現実的です。自店の業態に合った数字を持つ必要があります。

何を基準に目標原価率を決めますか?

業態、客単価、人件費率、固定費の4つを考慮して決めます。同じ原価率30%でも、客単価が違えば粗利額はまるで違います。

原価率だけ見れば十分ですか?

十分ではありません。800円で原価率30%なら粗利560円ですが、1,200円なら840円。1品あたり280円の差は大きいです。粗利額も一緒に見てください。

最初に見直すべき商品は?

販売数が多く粗利が薄い商品からです。よく出る商品を1品改善するだけで、月次の利益が大きく変わります。

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