正直に言うと、「お店価格の対象かどうか」を確認せずに運用している店は少なくありません。 でもここを後回しにすると、価格設定がぶれやすくなります。
Googleの関連検索でも 出前館 お店価格 とは、対象店舗、ない が並んでいます。
制度の有無より「うちに適用されているのかどうか」が、現場の本当の関心です。
先に結論
- 対象確認は「公式ページ・管理画面・担当者連絡」の3点セット
- 対象でも対象外でも、見るべきは1注文あたり利益
- まず上位20商品だけ点検すれば十分
確認する3ステップ
1) 公式ページの最新案内
出前館は「お店価格で出前館」という施策を打ち出しています。 まず制度の基本条件を公式ページで確認してください。
2) 管理画面の設定状況
実際に自店に反映されているかは、管理画面を見ないと分かりません。 「営業さんから聞いた話」と「画面の状態」がズレていることは珍しくないです。
3) 担当者連絡の履歴
対象開始日、対象条件、例外ルールは連絡履歴で最終確認します。 メールやチャットの履歴を1か所にまとめておくと、あとで揉めません。
利益確認はこの式
1注文利益 = 売上 - (食材費 + 包材費 + チャネル関連費 + 返金/作り直し)
「実効利益」(じっこうりえき)とも呼びます。 要は、注文1件で本当に手元に残る金額です。 手数料率だけ見ていると、包材費や返金で利益が消えていることに気づけません。
対象外だったときの打ち手
- 低単価・包材費が高い商品を見直す
- セット商品で客単価を上げる
- 返金/作り直しが多い商品を改善する
対象外だから終わり、ではありません。 商品設計を整えれば、利益は十分取り戻せます。
2026年の背景
- 飲食店の価格転嫁率: 32.3%(全業種39.4%)
- 2025年の飲食店倒産: 1,002件(過去最多)
この環境で「売上はあるのに残らない」を防ぐには、 チャネルごとの利益管理が欠かせません。
今週やること
- 自店がお店価格対象か、3ステップで確認する
- 上位20商品の1注文利益を更新する
- 利益下位5商品を改善対象に設定する
- 翌週に改善前後の利益差を比較する
お店価格の対象確認は、ただの制度チェックではありません。 自店の利益ルールを決める入口です。 先に対象を確定し、次に1注文利益で運用する。この順番が安全です。
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