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デリバリーの最低注文金額、感覚で決めていませんか?──赤字回避の逆算法

デリバリーの注文は入るのに利益が残らない。最低注文金額を自店コストから逆算すれば、赤字ラインが見えます。テスト運用の方法まで紹介します。

更新 2026年2月18日
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目次

「デリバリー、注文は入るのに全然残らない。」

手数料と包材費を引いたら赤字だった──こういう店、少なくありません。原因の多くは、最低注文金額を「相場」や「なんとなく」で決めていること。

先に結論

  • 最低注文金額は「相場」ではなく「自店コスト」から逆算する
  • 注文ごとの固定コストを出せば、赤字ラインが明確になる
  • いきなり全時間帯で適用せず、テスト運用で確認する

逆算の式

最低注文金額 = 注文固定コスト ÷ 目標粗利率

例: 注文固定コスト280円 / 目標粗利率30%

280 ÷ 0.30 = 933円

この場合、950〜1,000円をテスト候補にします。933円以下の注文は、受ければ受けるほど赤字が増える計算です。

テスト運用の手順

  1. まず特定の時間帯だけで新しい最低金額を設定する
  2. 7日間で注文数と粗利を記録する
  3. 問題なければ対象を広げる

一気に全面変更すると、注文減少の原因が分からなくなります。

今週やること

  • 注文あたりの固定コスト(包材+手数料+配達コスト)を算出する
  • 最低注文金額を逆算する
  • 1つの時間帯で7日間テストする
  • テスト後に粗利と注文数を比較する

KitchenCostなら、デリバリーの手数料を含めた注文あたり粗利を管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

最低注文金額はどう決めればいいですか?

注文ごとの固定コスト(包材費+配達手数料+決済手数料)を目標粗利率で割ると、最低ラインが逆算できます。相場で決めるより自店コスト基準のほうが確実です。

最低注文金額を上げると注文は減りますか?

減る可能性はあります。まずは時間帯限定でテストして、粗利と注文数のバランスを確認してから広げるのが安全です。

設定前に確認すべき数字は?

注文あたり固定コスト、平均注文単価、注文あたり粗利の3つです。

一律で設定して問題ないですか?

時間帯や曜日で需要が違うため、段階運用のほうが失敗しにくいです。

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