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コインランドリーの料金、いくら上げれば赤字が止まる?(2026年)

電気代もガス代も上がったのに料金据え置き——1回あたりの原価から逆算して、安全な値上げ幅を決める方法を紹介します。

更新 2026年2月18日
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目次

電気代の請求書を見るたびにため息が出る。

ガス代も洗剤も上がっているのに、洗濯機の料金は3年前のまま。 「上げなきゃ」とわかっていても、利用者が減るのが怖くて踏み切れない。

先に結論

  • 料金は周辺店舗の相場ではなく「1回原価」から決めると安全
  • 1回原価は、電気・ガス・洗剤・メンテ・清掃人件費を足すだけ
  • 全台一斉改定ではなく、まず1台だけ小幅で試してから広げる

なぜ今見直すのか

2025年の消費者物価指数(CPI)は前年比**+3.2%(総務省統計局)。 最低賃金は全国加重平均1,121円**で前年から66円上がりました(厚生労働省)。

光熱費と人件費の両方が上がる中で、据え置きは実質的な値下げと同じです。

使う式は3つ

1回原価 = 電気代 + ガス代 + 洗剤費 + メンテ費 + 清掃人件費
1回利益 = 料金 - 1回原価
必要料金 = 1回原価 + 目標1回利益

数字で見てみる

  • 電気代: 68円/回
  • ガス代: 92円/回
  • 洗剤費: 22円/回
  • メンテ費(部品・修繕の按分): 35円/回
  • 清掃人件費の按分: 28円/回
  • 現在料金: 300円
1回原価 = 68 + 92 + 22 + 35 + 28 = 245円
1回利益 = 300 - 245 = 55円

1回55円。月3,000回利用されても利益は16.5万円。 目標を1回80円にするなら、必要料金は325円。まず300円→320円で反応を見る、という判断になります。

失敗しにくい改定手順

  1. 主要3機種の1回原価を出す
  2. 現在料金との差分を確認する
  3. 10〜30円刻みで改定案を2つ作る
  4. まず1台・一部時間帯で先行テストする
  5. 2週間ごとに利用回数と利益を確認する

ありがちな失敗

  • 電気代だけで判断して、ガス・洗剤・メンテを無視する
  • 全台同時に大きく上げて利用者が離れる
  • 料金は上げるのに、清掃頻度を下げて評判を落とす

今日やること

  • 主要3機種の1回原価を計算する
  • 現在料金との差分を確認する
  • 改定案を2つ作る(例: +20円 / +30円)
  • 2週間のテスト期間と対象機種を決める
  • 見直し日をカレンダーに入れる

まとめ

コインランドリーの値上げは「勇気」の問題ではなく「数字の準備」で決まります。

1回原価を出すだけで、いくら上げれば赤字が止まるかがわかる。 まず3台だけ、今日計算してみてください。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

コインランドリーの料金は相場だけで決めていいですか?

相場だけだと危険です。電気・ガス・洗剤・メンテ費を全部入れた1回原価で決める方が、気づかない赤字を防げます。

最初に計算すべき数字は何ですか?

1回原価(電気+ガス+洗剤+メンテ+清掃人件費)、1回利益、目標との差分の3つです。

値上げすると利用者が減りませんか?

一度に大幅改定すると減る可能性はあります。まず1台だけ10〜30円上げて2週間の利用回数を見る方法が安全です。

どれくらいの頻度で見直すべきですか?

月1回が基本。電気・ガス料金が改定される時期は2週間に1回チェックすると、利益の目減りに早く気づけます。

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