ブログ

飲食店のキャッシュレス手数料で利益が消える前に。小さな店の防ぎ方(2026)

キャッシュレス決済は便利でも、手数料を放置すると利益が削れます。手数料を原価に入れて価格判断する方法を、やさしい言葉で解説します。

飲食店 キャッシュレス 手数料原価計算価格設定利益管理小規模飲食店
目次

「売上はあるのに、決済後に利益が薄い。」 キャッシュレス比率が高い店で、よく起きる状態です。

まず結論

  • 手数料は“経費”ではなく、商品判断に入れるコストです。
  • まず上位10商品の決済後粗利を出してください。
  • 値上げ前に、商品構成と提供量の調整で改善できることが多いです。

背景: なぜ今つらいのか

  • 食品値上げ 20,609品目(帝国データバンク、2025-11-28公表)
  • 最低賃金 1,121円(厚生労働省、2025-09-05公表)

食材費と人件費が上がる中で、 決済手数料を別管理にすると、利益の見え方がズレやすくなります。

最小の計算式

決済後粗利 = 税抜売上 - 食材費 - 包材費 - 決済手数料

例:

  • 税抜売上: 1,200円
  • 食材費: 410円
  • 包材費: 50円
  • 決済手数料: 36円
1,200 - 410 - 50 - 36 = 704円

この704円が薄い商品から、優先的に見直します。

値上げ前にやる3つ

  1. 低粗利商品の露出を下げる
  2. セット/トッピングで客単価を上げる
  3. 量のブレを減らす

先にこれをやると、 値上げ幅を小さくできることがあります。

今日やること

  • 上位10商品の決済後粗利を計算
  • 薄い商品3つを特定
  • 商品構成の調整案を1つ実行
  • 1週間後に再計算

関連ガイド

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

キャッシュレス手数料は原価に入れるべきですか?

はい。売上から必ず引かれるため、実務では変動費として扱うのが安全です。

手数料率が違う場合はどう管理しますか?

決済手段ごとに分けて、注文あたりの実コストで見ます。

値上げしないと対応できませんか?

値上げ前に、低粗利商品の見直しやセット構成の調整で吸収できる場合があります。

まず何から始めればいいですか?

上位10商品の『決済後粗利』を出すところから始めてください。

今すぐ原価を計算してみましょう

材料単価を入力するだけで、レシピ原価・利益率・販売価格を自動計算します。