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カフェのドリンク原価率が低いのに残らない──カップ代、入れてますか?

コーヒー豆の原価は安い。でもカップ・ふた・ストローまで入れると景色が変わります。1杯の実質原価を出せば、利益が残らない理由が見えます。

公開 2026年2月17日
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更新 2026年2月18日
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目次

「ドリンクの原価率は低いから大丈夫」と思っていませんか。

豆とミルクだけなら確かに安い。でもカップ、ふた、ストロー、スリーブ、ナプキン──テイクアウト1杯に46円以上かかることもあります。ここを入れないと、利益を過大に見誤ります。

先に結論

  • ドリンク原価は豆とミルクだけでは足りない
  • カップ関連の包材費を入れると、原価率が10ポイント以上変わることも
  • テイクアウトと店内を分けて管理する

実質原価率の計算

1杯の実質原価 = 豆 + ミルク + シロップ + カップ + ふた + ストロー + ロス分
実質原価率 = 実質原価 ÷ 売価 × 100

計算してみる

アイスラテ(テイクアウト)480円:

  • 豆25円 / ミルク20円 / 氷10円 / シロップ8円
  • カップ30円 / ふた8円 / ストロー3円 / スリーブ5円
材料のみの原価 = 63円 → 原価率13.1%
包材込みの原価 = 109円 → 原価率22.7%

包材を入れるだけで原価率が9.6ポイント上がります。月3,000杯なら、包材費だけで月13.8万円。

改善の順番

  1. サイズごとの使用量を固定する(M=豆20g、ミルク150mlなど)
  2. 包材の仕入れ単価を更新する
  3. テイクアウト/店内で原価を分けて管理する

今週やること

  • 上位3ドリンクの包材費を計算する
  • サイズごとの使用量ルールを決める
  • テイクアウトと店内の原価率を分けて比較する

KitchenCostなら、包材費を含めた1杯原価をかんたんに管理できます。

参考データ(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

コーヒーは原価が低いのに、なぜ利益が残らないのですか?

豆とミルクだけで計算すると実際より低く見えます。カップ30円、ふた8円、ストロー3円、スリーブ5円──合計46円が加わると原価率は10ポイント以上変わることがあります。

ドリンク原価は何を入れて計算すべきですか?

豆・ミルク・シロップ+カップ・ふた・ストロー・ナプキン+ロス分です。テイクアウト比率が高い店ほど、包材費の影響が大きくなります。

最初に直すべきポイントは何ですか?

サイズごとの使用量を固定する(Mで何gなど)のが最初。次に包材の仕入れ単価を更新。この2つで原価率が安定します。

テイクアウトと店内で原価は分けるべきですか?

はい。テイクアウトは包材費が加わるので、同じ価格でも利益が違います。分けて管理する方が正確です。

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