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パン屋の原価率『平均』で決めると危ない(2026): 食パン1斤を5分で再計算

パン屋の原価率を平均で見て不安な方向け。食パン1斤の原価を、材料費だけでなく袋・光熱費・人件費まで入れて計算する方法をやさしく解説します。

公開 2026年2月17日
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目次

「パンは売れているのに、思ったより残らない」
個人ベーカリーで、よく聞く悩みです。

検索でも パン屋 原価率 平均パン屋 原価計算 が出ています。
つまり、みんな同じところで止まっています。

先に結論

  • 平均原価率より、まず自店の1斤原価を出す
  • 材料費だけでなく、袋・光熱費・人件費も入れる
  • 1商品だけでも再計算すると、値付け判断が速くなる

用語をやさしく

原価率 は、
「売価のうち、原価が何%か」を見る数字です。

5分でできる計算式

1斤原価 = 材料費 + 包材費 + 光熱費配分 + 人件費配分 + ロス
原価率(%) = 1斤原価 ÷ 売価 × 100
粗利 = 売価 - 1斤原価

配分 は、
まとめて出た費用を1斤あたりに分けることです。

かんたん例(食パン1斤)

前提:

  • 売価 380円
  • 材料費 112円
  • 包材費(袋・ラベル) 12円
  • 光熱費配分 26円
  • 人件費配分 58円
  • ロス 14円
1斤原価 = 112 + 12 + 26 + 58 + 14 = 222円
原価率 = 222 ÷ 380 × 100 = 58.4%
粗利 = 380 - 222 = 158円

材料費だけなら29.5%ですが、
実際は58.4%です。
この差が「売れてるのに残らない」の正体です。

2026年に見直しが必要な理由

  • 最低賃金の全国加重平均は1,121円(令和7年度)
  • 飲食店の価格転嫁率は32.3%(全業種平均39.4%)
  • 飲食店倒産は900件(2025年)

コストを価格へ十分に反映しにくい時期なので、
原価の見える化が先です。

まず直す順番

  1. 食パン1斤だけ実原価を出す
  2. 重量ブレをなくす(焼き上がりgを固定)
  3. 袋・ラベル単価を更新する
  4. 週1回、同じ式で再計算する

全部を一気にやるより、
この順番の方が続きます。

今週やること

  • 食パン1斤の原価を再計算
  • 材料費以外(包材・光熱費・人件費)を入れる
  • 粗利がいくら残るか確認
  • 一番効果が大きい1項目だけ修正
  • 翌週、同じ式で再確認

まとめ

パン屋の原価率は、平均値だけでは判断できません。
1斤の実原価を出すだけで、値付けの迷いはかなり減ります。
まずは食パン1種類から始めてください。

参考(確認日: 2026-02-17)

よくある質問

パン屋の原価率、平均は何%ですか?

目安はありますが、店の製造工程とロス率で大きく変わります。平均だけで値付けを決めるのは危険です。

食パン原価は何を入れて計算しますか?

小麦粉やバターなどの材料費に加えて、袋・ラベル、光熱費配分、人件費配分、ロス分まで入れると実態に近づきます。

計算が苦手でもできますか?

できます。足し算と割り算だけです。まず食パン1種類だけ計算すれば十分です。

最初に直すべきポイントは何ですか?

配合より先に、1斤あたりの重量ブレと袋単価の見直しをすると効果が出やすいです。

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